「ユアンさまー!クレアの気持ちを受け取っ…」

「要らん」

「とかなんとか言っちゃってー。本当は嬉しいんですよね?ユアンさま!」


鬱陶しいぐらいの笑顔。毎日毎日うんざりだ。けれど彼女がやってきてから「何か」が私の中で変わり始めている。その正体は未だわからないものの、悪いものではないらしい。

頭を撫でてやれば、クレアは気持ちよさそうに目を細めた。

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