契約の儀式を無事に済ませることが出来た一行。次なる目的地へ向かおうと神殿を出た、その時だった。


「何だ何だぁ〜!?」


空が、濁っている。

灰色の雲が渦巻く中心に、なにかが集っている。それを確認した次の瞬間、閃光と共に、一筋の雷電が牙を剥いた。


「あれは…村の方…!?」


方角は、ここより西。丁度オゼットの辺りだ。

嫌な予感が、する。


「何だろう…。ものすごいマナがあの雷の方から流れてる…」

「いってみよう!」


ロイドの一声で、皆は各々のレアバードに跨がった。


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