一座の成り立ち | ナノ

■世界観


現世と来世の狭間に存在する者「妖」。ある者は物に宿り、ある者はヒトガタをとった。
迫害される者、見世物として売られる者――…。
やがて人としての行き場を失った1人の狐は、1つの一座を作った。皆で居ればもう邪険にされることも無いだろうと。
やがて各地を廻るうちに同じように行き場を失った者や一座に憧れた者が集うようになった。いつしかソレは、百鬼夜行として名を馳せる事になる。

※旅一座『百鬼夜行』とは、夜限定で公演を行う妖怪大道旅芸人一座のことです。祝福芸を中心に小正月のころなど季節的に現れたり、季節やハレの日ケの日にかかわらず現れたりと兎に角神出鬼没です。