掘り返される黒歴史

※会話文のみ
※宇宙人のはなし
※ヒロトの扱いが雑
※リュウジが普通に喋る




みょうじ「やっほーヒロト!」

吉良「やっほーなまえ……って、え?なまえ?なんでここに?」

みょうじ「遊びにきたよ!」

吉良「いや、遊びにきたよって、玄関鍵掛けてたと思うんだけど…」

緑川「こいつ合鍵持ってたぜ」

吉良「いつの間に合鍵なんて造っ………え?リュウジ?」

緑川「やっほー」

吉良「…なんでリュウジまで居るの」

緑川「それは俺の方が聞きたいね。なんで折角の休日に、朝っぱらからヒロトん家に無理矢理連れてこられたんだ俺は」

みょうじ「イナギャラのブルーレイ買ったんだー!皆で見ようよ」

緑川「だから何故俺が必要?」

みょうじ「え、だって…リュウジじゃなくちゃ…」

緑川「な、なんだよ……」

吉良「えっちょっと待ってその言い方じゃリュウジにフラグが、」

みょうじ「リュウジじゃなくちゃ、ヒロトの相手してもらえないじゃない!」

吉良「……はい?」

みょうじ「ヒロトうるさいのよねー。セクハラするし。どうせなら静かに観たいじゃない」

緑川「俺はヒロトのお守りじゃないんだけど」

吉良「なんだ…寧ろフラグクラッシャーだったか……そうだよね、なまえだもんね…リュウジなんかに靡く訳が……ていうか今セクハラって……」(ぶつぶつぶつぶつ)

みょうじ「こういうたまに一人でぶつくさ言ってるの、ちょっと怖いんだよね。キモいし」

緑川「同感だな」

吉良「そういえば、なんでわざわざ此処で観るんだい?なまえの家、僕のよりテレビ大きいのに」

みょうじ「だって、うちのテレビ、ブルーレイ見れないんだもん」

緑川「自分の家で見れないもの買うなよ……」

みょうじ「だってここなら見れるもーん」

吉良「君もう僕の家を自分の家と思ってるでしょ?」

みょうじ「細かいことは気にしない!リュウジ連れてきたんだから許してにゃん!」

吉良「連れて来たんだからの意味が全く解らないけど可愛いから許す」

緑川「単純過ぎるだろおい」

吉良「ていうかリュウジ邪魔だから出ていってくれない?」

緑川「無理矢理連れてこられた俺にそれ言うの?」

吉良「ていうかリュウジ邪魔だから出ていってくれない?」

緑川「どうでもいいこと二回言ったぞこいつ」

吉良「これからなまえと二人で楽しむからリュウジ出ていってくれない?」

緑川「下心があからさまだな変態」

みょうじ「ていうかヒロトうるさいから出ていってくれない?」

吉良「えっ!?」

緑川「ざまあ」

みょうじ「それよりさー、これどうやって再生するの?」

吉良「ああ、それはね、」

みょうじ「リュウジーはやくー!」

緑川「はいはい。リモコン貸して」

吉良「解せぬ」

みょうじ「ねえこれどこ押したらディスク入れられるの?」

緑川「そこの右側のボタンだよ。リモコンだと、これ」

みょうじ「おおー、開いた!」

緑川「なまえ、ディスク貸して」

みょうじ「はーい……あ、そうだ、その前にこっち先見よう!」

緑川「いいけど、何それ?」

みょうじ「前のやつだよ」

吉良「前の?クロノストーンとか?」

みょうじ「ううん、無印のエイリア編「「うわああああああ!!?」」

みょうじ「び、びっくりしたあ…ちょっと、なんで取り上げるのー」

吉良「なんでこんなもの持ってきてるんだ!」

緑川「嫌がらせか?嫌がらせなのか!?」

みょうじ「いや、ちょっと宇宙人同士比べてみようと思って」

緑川「完全に嫌がらせだな!」

吉良「ほんとにやめて…ほんとにやめて…」

緑川「ほら見ろヒロトが死にかけてるだろ!」

みょうじ「えー」

緑川「えーじゃない!」

吉良「ほんとにやめて…ほんとにやめて…」

みょうじ「でもほら、今となってはいい思い出でしょ?」

緑川「そりゃあお前はな!即逃げ出して普通に雷門のマネージャーやってたしな!」

みょうじ「だって、あんなこっ恥ずかしい事できないもん」

緑川「それ要するに俺達がこっ恥ずかしい事してたってことだよな?」

みょうじ「いやいや、レーゼさんもグランさんもかっこよかったですねー」

緑川「おいマジでやめろ」

吉良「ほんとにやめて…ほんとにやめて…」

緑川「ほら見ろ、ヒロトが"ほんとにやめて"しか言わなくなっただろ!」

みょうじ「事実なのに……」

緑川「事実でもやめろ!ほら、こいつどうにかしろよ」

吉良「ほんとにやめて…ほんとにやめて…」

みょうじ「えー……」

緑川「ほら、なまえ?」

みょうじ「……もう、しょうがないなあ…ごめんね?」

吉良「………なまえ…」

みょうじ「本当にごめんね、"基山"くん?」

吉良「!!」

緑川「………なまえ?」

みょうじ「ごめんね、"グラン"さん、"流星のストライカー"さん」

緑川「ちょっ、なまえ何やってんの!」

みょうじ「"好きだよ、円堂くん……君のその目!"」

吉良「うわあああああん!!」

緑川「このバカ!ヒロト泣いちゃっただろ!」

みょうじ「ビッチ、変態、円堂厨」

緑川「それはもう既にただの悪口だから!!」

みょうじ「"地球には、こんな諺がある……"」(キリッ

緑川「おいやめろマジでやめろ」

みょうじ「黙らっしゃい抹茶ソフト!あの頃、アンタ達と知り合いってだけで私までネタにされたこと、私未だに恨んでるんだからね!」

緑川「それ俺達だけのせいじゃないだろ!」

みょうじ「"宇宙人なまえ"とか言われて、決め台詞言えよーとか言われて!まじマックスコロス」

緑川「じゃあ松野に文句言えよ」

みょうじ「悪は根源から絶たねば!」

緑川「この場合の根源って父さんじゃね?」

みょうじ「でも実行犯はお前らだから!」

緑川「…後悔してるだけに反論出来ない…」

みょうじ「ね、だから初心に返ってもう一度後悔しとこう」

緑川「意味が解らん。それとこれとは話がべ」

みょうじ「ということで思い出再生!」

緑川「だからやめろおおおおおおお!!」





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