女のコ同士、腹を割って話しましょ。
※ミカサ、サシャ、クリスタ、ユミル、アニ
※会話文のみ
ナマエ「ただいまー。どしたの、盛り上がってるね…って、何…このニオイ…」
クリスタ「あ、ナマエおかえりー!」
ユミル「おう、お前も混ざれ!」
ナマエ「っと、ユミル引っ張んないでっつーか酒臭い!…えっ酒!?」
ユミル「ナマエも呑めよ、オラオラ」
ナマエ「ちょ、やめっ、何これどういう状況!?」
ミカサ「サシャが食糧庫から盗ってきた」
ナマエ「こんな大量のお酒を!?馬鹿かお前は!」
サシャ「えー?そんなに大量じゃないれすよぉー」
ナマエ「床一杯に酒瓶広げといてどの口が抜かすか。しかも既に呂律回ってないし…」
サシャ「ナマエも一緒にのみまひょーよぉぉぉ」
ナマエ「ちょっ、サシャってば…アニも何か言ってやってよー」
アニ「まあ、たまにはいいじゃないの」
ナマエ「もー、アニまで……バレて怒られても知らないからね?」
クリスタ「うふふ、決まりね!じゃあナマエ、ここ座って!」
ミカサ「だめ、ナマエは私の隣」
サシャ「じゃーあー、間をとってー…私の隣にぃ!」
ユミル「何言ってんだ芋女。ナマエは私の隣に決まってんだろ?」
ナマエ「…超どうでもいいんだけど」
アニ「はあ…ナマエ、こっち。静かだからおいで」
ナマエ「アニ?うん、じゃあアニの隣にしようかな」
アニ「ん。ほら、折角だからあんたも飲みなよ。つまみは芋ばっかりだけどさ」
ナマエ「ありがと、じゃあ…ちょっとだけね」
アニ「……ほんと、あんたは人気者だねぇ」
ナマエ「え?何が?」
アニ「何って、さっきのだよ。皆してナマエの隣を取り合ってさ…人気者じゃない」
ナマエ「そうかなぁ…皆酔ってるからじゃない?」
アニ「いや…普段からナマエの周りには、いつでも沢山の人が集まってる。いつだって、ナマエは仲間の中心に居るんだよ」
ナマエ「う、ん……?」
アニ「誰からも好かれて輪の真ん中に居る…そういうのを、人気者って言うんじゃないの」
ナマエ「……」
アニ「…なんだい、ニヤニヤして、気持ち悪い」
ナマエ「いや、だって…アニって、そんな風に私の事を見てくれてたんだなあって思ってさ」
アニ「は…?」
ナマエ「だってアニはいつも、誰も寄せ付けない雰囲気を出してるから…他人にはあまり興味無いのかなって思ってたんだけどさ。でも、私の事をそういう風に思ってくれてたなんて、嬉しいな」
アニ「べ…別に、そんなんじゃ…」
ナマエ「さっきもね?こっちにおいで、って呼んでくれて、嬉しかったよ」
アニ「…私は、別に…」
ナマエ「ふふっ、アニのそういうところ、私好きだよ」
アニ「…っ馬鹿だねぇ」
ナマエ「サシャよりましだから大丈夫ですー」
アニ「ふん…………私もさ」
ナマエ「ん?」
アニ「…私もナマエのそういう素直なところ、嫌いじゃないよ」
ナマエ「えへへ…アニは素直じゃないねえ」
アニ「うるさい」
サシャ「あー!アニがナマエを独り占めしてましゅううう!」
クリスタ「二人だけで内緒話して、ずるーい!私も混ぜてっ」
ミカサ「ナマエ…隣…」
ユミル「ほらほら、お前らももっと飲めよー!」
ナマエ「ちょっ!ユミルってば…あ、あんた達も絡むなっ」
アニ「…騒がしいねえ」
クリスタ「アニももっと飲みなよ!これ、美味しいよ?」
アニ「…クリスタまでそんな事言うとはね」
クリスタ「うふふ、だって私もアニやナマエと内緒話したいんだもの!」
アニ「全く…」
ナマエ「…まあ、こういうのもいいんじゃない?偶には、さ」
アニ「…そうだねぇ。偶には、ね」
女のコ同士、腹を割って話しましょ。
サシャ「まあ、ミカサのお腹はホントに割れてまひゅけどねー!」
ミカサ「………」
ナマエ「あ、サシャ終わった」
アニ「…馬鹿だね」
ユミル「馬鹿だな」
クリスタ「ミカサ、酒瓶振り回しちゃダメー!」
ぎゃああああああああああ!!!