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ううー止めてー、気持ちが磨り減るー…。

7日は七夕の日。何かやりたいけれど、ちょっと無理かなぁ。


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「笹の葉に願いを書いた短冊を吊るすだけで叶うと思っている人間があまりにも滑稽で愛しいよ」

「……年間行事全部にこんなこと言ってるんですか? 折原さんって」

「大体はな。俺なんかはもう見慣れてるけど、静雄は相変わらず受け付けられないんだろう」

「門田ぁ……俺は今、もうそれはありえねえくらい我慢してる事がある。こいつの前だから必死にな……だけどそろそろ限界なんだよなぁ。どうすっかなぁ……どうすりゃいい? なぁ、門田ぁ……」

「お、おい、静雄。落ち着け。ここでは色々まずい」

「し、静雄さん、落ち着いて! このまま静雄さんが切れたら、折原さんを殴る武器が確実に目の前の笹に……!」

「あっれー? シズちゃんは願い事を吊るさないの? いっちょ前に我慢しちゃってるとか? 折角だから大いに馬鹿にしてやろうと思ったのに。あ、それともシズちゃんには願いを書いて吊るす作業も出来ないほど愚鈍とか? だったら仕方ない、そのことについて大いに馬鹿にしてあげるよ、あはははははは!!」

「「空気読めーー!!」」

「いーざーやー!! てめえ、俺が我慢してたのは手前を今ここでぶっ殺すことだったが、もう無理だ! 殺す! ぜってーぶっ殺す……!!」

「わあああ! 静雄さん、ちょっと待って!」

「落ち着け静雄! 笹の葉を手にもつな!」

「うるせえ!」

「まーた切れちゃって。ま、いつもならここでシズちゃんの相手してやるけれど……君もいるしね。まったく、少しは考えて喧嘩振って欲しいよねえ?」

「いやいや、折原さんが静雄さんに発破かけなきゃこんなことにはならないですから!」

「臨也てめえええ! そいつから今すぐ離れやがれ! 巻き添え食らうだろうが!」

「あーはいはい。仕方ない、なら追いかけっこか……じゃあ、またあとでね!」

「待て臨也ぁ!!」

「……」

「……」

「笹が……」

「……また新しいの用意してやるよ」

「門田さんのその適応力、時々凄くあこがれます……」

「まあ、周りはこんな奴ばっかりだしな……ところでお前は短冊に何書いたんだ?」

「……え、あー……はい」

「……“何事も平和的解決”」

「……」

「ま、そういう事だ」

「もっと建設的な願い事にします……」

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臨也・静雄・門田・夢主。ためしに書いてみたけれど、沢山人が出てくると収拾付かなくなるね…。ところで、こんな話でお茶を濁す私はそれでいいのかと自分に問いたいです。




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