小説 | ナノ

2




時は満ちた






今宵、再び






真実のリングが継承される






真実と虚構が重なりし炎






全てはここで生まれ






全てはここで終わる






リングが真に目覚めしとき






訪れるのは






XXXXXXXX...






************



「..ッ―――」




飛び起きた額に冷や汗が伝う




(あのリングが...継承されるのか...ッ)




極秘事項として扱われるトゥリニセッテ以外のもう一組のリング。




そのリングの意志が、自分に伝えてきた啓示。




(家光の予感は、当たっていたようだ)




あと一月で、このリングも自分のものではなくなるというのに




(...大変なことになる)




今ではなくとも、近い未来に




その影響は裏社会だけにはとどまらないだろう




「一体...誰が...」




ボンゴレIX世はリングの継承者を思い深い溜め息をはいた。






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