先見の明
「珠緒、お前銃を知ってたのか」

「ええ、戦国から280年くらい後の人間だから」

「早く言えよな」

「一から作るとなるとわからないもの。私は鍛冶屋じゃないし」

「それでも俺の時代より進んだ威力のある銃の知識があるはずだ…銃なしの戦は未来にゃねェだろう」

「…素晴らしい先見の明ね」


信殿のように先見の明があったなら、私達は生き残れたのかしら

prev                next

back