歴史と事実 | |
「おい!オッパイーヌ!」 「オルミーヌですけど!?」 「…」 この人が織田信長というのが、今を持って信じがたい。 歴史書に語られてる人物像と噛み合わないような噛み合うような… けれど、合戦での決めるべき時の判断力や頭の回転、それらは天魔の如きで…それだけを見ると本物だと思う。 「(けど…)」 「…ん?どうした珠緒。オレの素晴らしい魅力についに気づいたか?」 「…ちょっと思い出したのよ」 「なにをだ」 「自分のことをね、貴方の生まれ変わりかもしれないってほざいたらしい人」 「はあ?なんだそりゃ」 「ふふ…私もそう思う。貴方を見せてあげたいわ。思ってたのと違ってたって」 back |