花喰い杓子 | ナノ


花喰い杓子
猫とロンドンブーツ
ガラスの靴に野ばら
翻して、見せつけるのよ
フォークの切っ先、苺
煉瓦を踏み台にして秘密結社へ
ちゅっとぎゅっとずっと
不慣れな爪
じゅくりと熟れた白桃末路
同情売るより媚びを売れ

さあよいよいよい
美醜自惚れ
五月の雨にうたれた
インクが弾けたとある真夏日
鉄の塊が突っ走る
どうしてこんなに壊したい
壊した結末をご存知でしょう?
その無骨なとこが好き

ロイヤルミルクティーで着飾る
どっちも・どっち・でしょ
お気に入りのひと。
よくもまあ似通うこって
触れたら消えてしまいそうな可憐

トマトとチーズの出会いは世界を救う
またバカなこと言ってる。
だがしかし概ね賛成である。
そんな昼食風景・ラブ
イケてる大学生活へダイビング
そんなわけがなかったよね
往復時間∞
出会いもなけりゃ単位もねえよ
からあげクンを頬張る俺
そして出会いはコンビニへ

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