君の代わり
attention!
夢主…いのりちゃんに似ている
涯といのり 両想い設定
いのり←集←夢主
コンコン
「集…入るよ」
ドアを開けて 集の部屋を入る
返事もまく 丸くなって 集は泣いていた
「集 夜ご飯食べないの? 持ってきたよ?」
「…いのり」
ぐいっと腕を引っ張られて 集の胸にすっぽりおさまってしまった
「集… いのりじゃない… ナマエだよ」
集はやっと我に返ったように 顔をあげた
「…ゴメン」
「大丈夫… 集 どうしたの?」
「いのりにフラれちゃった… 涯が好きなんだって…」
アハハと無理に笑う集
その顔が見ていられなくて
「…あたし 集の事 好きだよ」
言うつもりはなかった
だって 集がいのりちゃんの事が好きって知ってたから
「いのりの代わりでいい 飽きたら捨てていい だから…付き合って」
あたしは卑怯だ いのりとあたしが似ているのを利用した
でも これ以上苦しむあなたは 見たくないから
『これくらいしか
君をつなぎとめる事が
できないのなら」
いのりの代わりをさせてください…
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