茶の間にゃロマンがつまってる
「ほならマネージャーさんには早速働いてほしいんやけど、うちにはまだマネージャーがおらんねん。マネージャー経験とかある?」
「はい、あります。中学生の時にバスケ部のマネージャーをしていました」
黒子は帝光中学校でもバスケ部のマネージャーを勤めていた。
そこではマスコット的存在で、部員たちからは溺愛されていた。
バスケ部でなくても密かに人気があったらしい(キセキ談)。
「ほなら話が早いわ。そんじゃ最低限のこと教えるからついてきて。諏佐!あとは頼んだで」
「ああ」
「そんじゃ行こうか」
「はい」
黒子は大人しく今吉に着いていくことにした。
***************
side青峰
体育館に行くと、むさ苦しい男ばかりいた。
そこで今吉とかいうやつが説明やらなんやらをしだしたが、俺は右から左へ受け流してた。
あ?話なんか聞くわけねーだろ、めんどくせー。
てゆーか、テツが行くっつーから来ただけだしよー。
本当だったらばっくれてたな。
「あ、そうや。マネージャー希望が今年は1人おったなぁ。黒子テツナちゃん…おるか?」
「あ、はい」
お、やっとマネージャーの説明まで来たのか。
「あれ?いいひんのか?」
「あの…」
プッ。やっぱりテツ気づかれてねーな。
「今日は休みなんすかね?」
「いや、それはないやろ」
「すみません…」
おいおい、まだ気づかないのかよ。
目の前にいんだぞ?
確かにテツは背も低いが…。
………本当に気づかれねーな。
しょうがねぇ。泥船でも出してやるか。
-side end-
(青峰くん。泥船じゃなくて助け船ですよ)
(どっちでもいーだろそんなん)
(いや、泥船とか意味わかんないですからね!!)
(あ?そーか?)
「はい、あります。中学生の時にバスケ部のマネージャーをしていました」
黒子は帝光中学校でもバスケ部のマネージャーを勤めていた。
そこではマスコット的存在で、部員たちからは溺愛されていた。
バスケ部でなくても密かに人気があったらしい(キセキ談)。
「ほなら話が早いわ。そんじゃ最低限のこと教えるからついてきて。諏佐!あとは頼んだで」
「ああ」
「そんじゃ行こうか」
「はい」
黒子は大人しく今吉に着いていくことにした。
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side青峰
体育館に行くと、むさ苦しい男ばかりいた。
そこで今吉とかいうやつが説明やらなんやらをしだしたが、俺は右から左へ受け流してた。
あ?話なんか聞くわけねーだろ、めんどくせー。
てゆーか、テツが行くっつーから来ただけだしよー。
本当だったらばっくれてたな。
「あ、そうや。マネージャー希望が今年は1人おったなぁ。黒子テツナちゃん…おるか?」
「あ、はい」
お、やっとマネージャーの説明まで来たのか。
「あれ?いいひんのか?」
「あの…」
プッ。やっぱりテツ気づかれてねーな。
「今日は休みなんすかね?」
「いや、それはないやろ」
「すみません…」
おいおい、まだ気づかないのかよ。
目の前にいんだぞ?
確かにテツは背も低いが…。
………本当に気づかれねーな。
しょうがねぇ。泥船でも出してやるか。
-side end-
(青峰くん。泥船じゃなくて助け船ですよ)
(どっちでもいーだろそんなん)
(いや、泥船とか意味わかんないですからね!!)
(あ?そーか?)
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