薄いけどマネージャー
「みんな集まったか?ほんなら明日からマネージャーをしてくれる子を紹介するわ。黒子さん自己紹介してもらってもええ?」
今吉が隣にいる黒子に顔を向けてくるが、やっぱり黒子だ。今吉は気づかない。
「あれ?黒子さん?どこいったんや?さっきまで隣にいたんに…」
勿論黒子は隣にちゃんといるが、誰一人気づかない。
さっきからみんなキョロキョロしだして何度もこちらを向いているのに…。
「あの…隣にいます」
「うお!?びっくりしたわ…」
ようやくみんな気づいたようだ。
にしてもこんだけ人がいて、今吉の隣にいたのにも関わらず、誰も気づかないという黒子の影の薄さに部員たちがザワザワし始める。
その内容は、ほとんどが「影うっすっ!?」とか「全然気づかなかった…」とか、そう言ったものばかりだった。
しかし中には、「影は薄いけど可愛いくね?」やら「意外とイけるかも…」なんて言ってる奴もいた。
確かに黒子は影こそ薄いが、町を歩けば振り向くほど美少女なのだ。
ということで、部員どものテンションは密かに上がっていた。
「すまん、気づかへんかったわ…。……気を取り直して自己紹介してくれへんか?」
「はい。明日からマネージャーのお仕事をさせていただきます。黒子テツナです。中学の時、帝光中学校バスケ部でマネージャーをしていました。皆さんが集中して取り組めるよう頑張りますのでよろしくお願いします」
長いセリフを言い切ってぺこりと頭を下げる黒子に、部員たちから「おぉぉ!」という歓声と、拍手がおくられた。
その後黒子は帰宅、部員たちは部活となった。
今吉が隣にいる黒子に顔を向けてくるが、やっぱり黒子だ。今吉は気づかない。
「あれ?黒子さん?どこいったんや?さっきまで隣にいたんに…」
勿論黒子は隣にちゃんといるが、誰一人気づかない。
さっきからみんなキョロキョロしだして何度もこちらを向いているのに…。
「あの…隣にいます」
「うお!?びっくりしたわ…」
ようやくみんな気づいたようだ。
にしてもこんだけ人がいて、今吉の隣にいたのにも関わらず、誰も気づかないという黒子の影の薄さに部員たちがザワザワし始める。
その内容は、ほとんどが「影うっすっ!?」とか「全然気づかなかった…」とか、そう言ったものばかりだった。
しかし中には、「影は薄いけど可愛いくね?」やら「意外とイけるかも…」なんて言ってる奴もいた。
確かに黒子は影こそ薄いが、町を歩けば振り向くほど美少女なのだ。
ということで、部員どものテンションは密かに上がっていた。
「すまん、気づかへんかったわ…。……気を取り直して自己紹介してくれへんか?」
「はい。明日からマネージャーのお仕事をさせていただきます。黒子テツナです。中学の時、帝光中学校バスケ部でマネージャーをしていました。皆さんが集中して取り組めるよう頑張りますのでよろしくお願いします」
長いセリフを言い切ってぺこりと頭を下げる黒子に、部員たちから「おぉぉ!」という歓声と、拍手がおくられた。
その後黒子は帰宅、部員たちは部活となった。
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