ガングロの実力2
「それじゃあ試合を始めよう。まずは、AvsBチームだ。並べ」
AとBか、俺はCだから、取りあえず様子見といくかー。
「試合開始!」
始まったみてーだな。
……ふーん。なんだ、やっぱりこんなもんか。
こんなの相手に試合したって、ウォーミングアップにもならねーな。
-side end-
***************
そして、AvsBの試合が終わった頃、黒子がちょうど戻ってきた。
「青峰くん。起きてください」
青峰は、さっきの試合がよぼど退屈だったのか、寝てしまっていた。
「あ?テツぅ?」
「はい」
「やっと戻ってきたのかー」
一試合終わった頃と言っても本格的ではなく、※1Q5分でやったので、計20分しかたっていない。
それでも青峰にとっては、長い時間だったのだろう。
「次はCvsDだ。並べ」
そしてとうとう青峰の出番がやってきた。
「あー、そーいやCだったな。めんどくせー」
「青峰くん頑張ってください。久しぶりに青峰くんのかっこいい姿みたいです」
「おう!頑張って※トリプルスコアをとってみせるぜ!!」
黒子が棒読みにも関わらず、さっきとは打って変わって青峰はやる気満々になっていた。
つくづく扱いやすい男だ。そんな風に黒子がおもっているとは、考えもしないだろうな。
アホ峰ですから。
※1Q5分
本来1Qは10分で、全4Qの計40分で行う。
※トリプルスコア
点差が3倍以上開くこと
AとBか、俺はCだから、取りあえず様子見といくかー。
「試合開始!」
始まったみてーだな。
……ふーん。なんだ、やっぱりこんなもんか。
こんなの相手に試合したって、ウォーミングアップにもならねーな。
-side end-
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そして、AvsBの試合が終わった頃、黒子がちょうど戻ってきた。
「青峰くん。起きてください」
青峰は、さっきの試合がよぼど退屈だったのか、寝てしまっていた。
「あ?テツぅ?」
「はい」
「やっと戻ってきたのかー」
一試合終わった頃と言っても本格的ではなく、※1Q5分でやったので、計20分しかたっていない。
それでも青峰にとっては、長い時間だったのだろう。
「次はCvsDだ。並べ」
そしてとうとう青峰の出番がやってきた。
「あー、そーいやCだったな。めんどくせー」
「青峰くん頑張ってください。久しぶりに青峰くんのかっこいい姿みたいです」
「おう!頑張って※トリプルスコアをとってみせるぜ!!」
黒子が棒読みにも関わらず、さっきとは打って変わって青峰はやる気満々になっていた。
つくづく扱いやすい男だ。そんな風に黒子がおもっているとは、考えもしないだろうな。
アホ峰ですから。
※1Q5分
本来1Qは10分で、全4Qの計40分で行う。
※トリプルスコア
点差が3倍以上開くこと
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