小説 | ナノ
月に映る


きーたむの起動が遅くて作業が深夜までかかってしまった時のお話。

ヴィス子「ったくあんたのせいでこんなに遅くまで作業かかっちゃったじゃない!!」
きーたむ「いいじゃねぇか今回は何時もより速く動いてやったんだし。」
ヴィス子「日頃からそれぐらいの働き見せなさいよ!!」
きーたむ「ったくいちいちうるせーn…おっ、」
ヴィス子「?」
きーたむ「ヴィス子。」
ヴィス子「なに?」
きーたむ「月が、綺麗だな。」
外に目をやるとそこには真ん丸に光輝く月がこちらを照らしていた。

ヴィス子「どうしたのよ急に…あら、本当ね。」
きーたむ「今日は十五夜か…。」

月明かりに照らされ、きらきら光るヴィス子の髪がとても美しく思えた。

ヴィス子「ほんとに月が真ん丸ね。月見団子が食べたくなってきたわ〜。」
きーたむ「…食い意地ばっかり張ってるからいつまでたっても男できねーんだよ。」
ヴィス子「うるさいわねぇ!余計なお世話よ!!」



*あとがき*
メールの保存欄に埋もれていたやつです。きーヴィスです(付き合ってもいなければ告白もしていません)。言い争いは絶えませんが別にお互いのこと嫌いじゃないんだと思います。書いてたのが多分十五夜だったんだと思います。
2014.3

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