デ「マーク!ミーと遊ぼうよ!」
マ「ああ」
土「マークとディランって本当に仲いいな」
一「小さい頃からの付き合いだしね。幼なじみってやつかな?」
土「そうだったのか」
一「その頃から今と同じ感じだったんだ。マークはディランに振り回され、仕返しにマークはディランに嫌がらせをするって感じだったよ」
土「……マークが嫌がらせ?」
一「うん。意外でしょ?」土「…ああ」
マ「…楽しそうだね二人とも」
土「うわっ!!」
一「マーク!ディランは?」
マ「逃げて来た。毎回疲れるんだ」
土「…」
一「マーク、俺達が来る前、ディランと何かあったのか?」
土「一ノ瀬、それは聞いたら流石に…!」
マ「愚痴でいいなら話すよ。カズヤ達が来る前、合宿所でのことだ。練習で疲れた俺達は、すぐに風呂に入って夕飯を食べたんだ。後は寝るだけという状態になった時、別室のディランが押し掛けて来たんだ。もう夜の12時過ぎた頃だったから早く寝たかったけど、隣でディランがうるさかったから中々眠れなかったんだ。だから俺はディランに嫌がらせをしたんだ。…何をしたと思う?」
一「ディランの嫌がること?」
土「あいつ、何でも平気そうだからな…」
マ「練習だよ」
一・土「「…は?」」
マ「ディランだけ練習量を増やす、と脅したんだ。そしたらすぐに部屋に戻って行ったんだ。ディランは練習はあまり好きじゃないから最高の脅し文句になったよ」
土「……あー、その…」
一「マークも大変だったんだね!」
マ「本当、疲れるよ」
デ「マーク!!こんなところにいたのかい?早く続きやろうよ!!」
マ「ディラン!お願いだからもう勘弁してくれ!!」
一・土「「(マーク大変だな……)」」
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