■ 世界観

○竟蔦水族館
(ついつだすいぞくかん)

敷地面積、生き物の展示種類等この国(not日本)において最大を銘打つ水族館。岬(竟蔦岬)に立地しており、眼前には大海原、その絶景でもこの国で人気を誇る。また岬に位置しておりながら、たくさんの街との架け橋となっている竟蔦アクアロード、また最寄りの駅の竟蔦駅からも近く(徒歩5分!)、アクセスが非常に便利で、連日多くの観光客が足繁く通い、客足は途絶えない。

○営業時間
開館はam9:00、閉館はpm17:00となっている。(夏季〜秋季にかけてナイトショー開催。〜21:00まで)
1月5日〜10日の間は年始休みで入館はできない。



○竟蔦水族館 秘密の時間
閉館17:00を過ぎ館内消灯すると生き物達が水槽の外を出歩くことができるようになる。夜な夜な、生き物達は他の水槽の生き物と遊んでいる。
出歩くことができるのは、全部の生き物というわけではなく、限られた生き物のみヒトのような姿になれるのである。そのヒトになれる境界は曖昧だが竟蔦水族館に集う想いの強さが関係しているらしい。

館内に限らず館外にも出れるが、敷地外には出ることはできない。出れるには出れるが、外に踏み出した途端、魚に戻ってしまうという。ならば、海に直接飛び込むのは?が、それもできない。敷地外の海に飛び込むと、魚には戻らず人間のまま溺れるのだそうだ。

また館長、飼育員達はこの秘密の時間を知らない。(館長は実は・・・なんていう噂も?)生き物達はこっそり行動している。朝日が昇る頃になると生き物達は強制的に元の水槽へと戻ってしまう。

○秘密の時間の生き物達
ヒトの姿になれる生き物達はこの時間の間だけはまさに、ヒト、となれる。
ヒトと同じ言語を理解し、駆使し、ヒトと同じ物を食べ、ヒトと同じ心をもつことができる。姿形もヒトとなるが、それぞれ衣服や外見に関しては、何かしらの思いが反映され、その外見にさせているようだ。服を変えたいな、と思えばすぐさま衣装チェンジも可能。その生き物の思うがままなのだそうだ。
しかし、感情は曖昧なようで、激しい感情が表に出てくると身体の一部が元の姿に戻ってしまったりすることも。また、これは本来ならば意図してできるものであるらしい。