2.お昼

残業をすれば、何だかんだで夜食を奢ってくれる。
たまに、早く上がれる時は普通に食事を奢ってくれたりする。
それは、他の人にもしているのかもしれないが。
圧倒的につばさは、多いような気がするのは他の人間よりも、接点が多いせいか。
「如月、これから昼か?」
「そうです。天気がいいので、コンビニでお昼を買って外で食べて来ようかと」
食事の時間帯は、基本的に12時から1時間だが。
必ずしも、その時間帯で食べれるとも限らないので目安とされている。
つばさも、食べれる時は昼休みの時間帯に社員食堂で同僚と食べたりするが。
時として、時間外に食べる時は、外で食べるようにしている。
「そうか。なら、俺も一緒に言っても構わないか?」
「構わないですよ〜。って、部長はお弁当持参ですか?」
「ああ、自分で作ったんだがな」
「いいお嫁さんになれますね〜」
「フッ、そうか。ならば、貰ってくれるか?」
つばさの言葉に、薄めを開きながら見下ろしてくる。
自分で言った言葉ではあるが、まさかそんな切り替えしが来るとは思ってなかったつばさは、驚く。
「コンビニ弁当もいいが、一緒に食べるか?」
「い、いいんですか?」
「いい嫁になれるかどうか、判定して貰おうか」
楽しそうに笑いながら、柳が言うと。
つばさを連れて、会社近くの公園へと誘う。
そうして、二人で一つの弁当を食べる。
穏やかな昼下がりの、出来事。

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