◇いただきもの | ナノ



好きだから 3

鳳は名残惜し気に口を離すと、宍戸のぺニスをじっと見る。

「亮くんのここ、もうぐちゃぐちゃだね。イキたい?」

鳳はわざと宍戸の羞恥を煽る言葉を使う。
指をツーっとぺニスに滑らせるだけで、決定的な刺激を鳳は与えてくれない。
それがもどかしく、宍戸は無意識に腰を揺らしてしまう。

「あっ。ちょた・・・も、イキたい。イカせ・・・て」

宍戸の頭の中は早く快楽に溺れてしまいたいという思いしかなく、普段なら絶対に口にしない言葉が出てくる。
鳳はその言葉に満足そうに微笑む。

「よく出来ました」

そう言って、一気に宍戸のぺニスをしごく。

「んぁ・・・ちょっ、いき・・なり。ふぁ・・・も、ムリ。イク・・・ひあああ」

あっという間に鳳の手に精液を吐き出した。
宍戸がイった解放感に浸っている間に、鳳は宍戸が吐き出した精液を手ですくい、アナルへと押し入れる。

「ふぁ・・・ん、んぁ」

イった後で力が抜けているお陰か、宍戸のアナルは緩んでおり、鳳の指を簡単に飲み込む。
鳳は2本、3本とすぐに指を増やしていく。

「うわあ。すごいね、亮くん。もう3本も入ってるよ。分かる?」

鳳は3本の指をバラバラに動かしながら尋ねる。
すると、ちょうど中指が宍戸の前立腺に当たり、声が一段と大きくなる。

「んああ。ひっ・・・そ、こは・・・ダメ。んぅ、や、またイ・・・ク」
「ごめんね。もうちょっと、我慢して」

そう言って、鳳は指を一気に引き抜いた。
宍戸のアナルは物足りなさにヒクヒクしている。
その光景に思わず鳳は喉を鳴らす。
そして鳳のぺニスを勢いよく押し込んだ。

「あああ!!いっ・・・たい」

よく慣らしたとはいえ、指とは質量が全く違うのでなかなか入らない。
痛みのせいで、宍戸の目からは生理的な涙が零れ落ちる。
鳳はまなじりにキスをし、涙をすいとる。

「ごめん、亮くん。もうちょっと・・・頑張って」

このままの状態が一番辛いと思い、鳳は宍戸の顔にキスをふらせながら、ぺニスをしごく。
宍戸の意識が鳳の手に向かい、アナルが緩んだ隙に、鳳はぺニスを最後まで入れる。

「いっ・・・あああ!!」
「っつ。・・・全部、入りましたよ」

鳳は宍戸が慣れるまで暫く待とうと思い、そのまま止まっている。
宍戸の髪の毛をすきながら、微笑む。
宍戸が薄く目を開ける。
そこには欲に溺れるのを必死に我慢している鳳がいた。
この笑みが嬉しくもあり、悔しくもある。

もっと、俺に溺れて欲しい。


「ちょた。も、うごけ」
「え?でも、まだ・・・」
「い・・・から。んっ・・・子どもあつか・・・い、すんな・・・っつの」

そう言って鳳の首に抱きつき、アナルに力を入れ鳳を誘う。

「うっ。もう、どうなっても知りませんからね」

息を乱しながら告げると、鳳は腰を動かす。
いつもと違い、いきなりトップスピードなので、宍戸はついていくのに必死だ。

「ひあああ。そこ、や・・・。んっんぅ。そこばっか、やだぁ」

鳳はさっきからずっと宍戸の前立腺しかついていない。
鳳の背に爪をたてたりしてイクのを耐えていたが、もう限界がきていた。

「ちょ・・・た。も、ムリ。んぅ、イク・・・」
「いいですよ。一緒にイきましょう」

鳳は宍戸の腰を掴み、奥まで打ち付ける。

「んっ。あ、も・・・。ひああああ」
「っつ」

宍戸は身体を震わせながらイった。
その際の締め付けで、鳳も宍戸の中で果てた。





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