図書館だより 2008年度
図書館の現場から、毎日のトピックスや本の話題などを書き込んでいます!
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3/5(木)

先週、や さんと旅行に行ってきた。
や さんは読書家だ。

今までのコラムを読めばお分かりの通り、旅には文庫本が欠かせないと云う。
飛行機の待ち時間や、移動時間、ホテルでの休憩時間など、ちょっとした時間を使って読書をするのだそうだ。

そんな や さんを見習って、今回の旅では自分も日本から本を携えていくことにした。
と云っても、移動している中で本を読むと頭が痛くなるし、文庫本の細かい字も読み辛くて苦手な自分・・・・・・。

じゃあ一体何の為に持って行くのかって?
それはカッコイイからだ。異国の空港で自国の本を読むなんて、いかにも旅慣れてるってカンジがするじゃないか!(←格好から入るタイプ・・・・・・)

というわけで、読み辛い文庫本はパスして、コミックスを一冊持って行くことに。(←マンガを持って行く辺りが既にコンセプトから外れている・・・・・・)


事前に本を用意できなかったので、搭乗前にセントレアの丸善へ。
自分にとっては好都合なことに、普通の書店と異なりコミックスは最新刊しか置いてなかった。

しかし、ドラマ化しているマンガ(『メイちゃんの執事』とか)に限っては全巻揃っていた(ような気がする)。
とりあえず、以前からうっすらと気になっていたマンガがあったので、その最新刊(23巻)を購入してみた。

「読んだ事のない本をいきなり最新刊から?」と驚くだろうが、自分はマンガでも小説でも後ろの巻から読んでいくクセがあるのだ。

「どうしてこんな展開になったのだろう?」「この人物はどんな初期設定で登場したのか?」などと想像しながら、前の巻へと読み進めていくのはオツなものである。


さて、や さんとの旅では、行く先々で「この景色はまるで『○○』の△×の場面を彷彿とさせるね〜」などと、さまざまな本について話題が出た。

村上龍恩田陸などの現代作家から、『若草物語』『小公女』などの外国文学までそれは幅広かった。(←本について主に語っていたのは や さん・・・・・・)

そして、や さんは、わずかな時間を見つけては優雅に読書をしていた。

自分はと云うと、やはり移動中に読んでもサッパリ頭の中に入らず、雲雀が入れ替わってから、ツナがコンタクトを入れるまでの30頁余りを何度か読み返しただけで、読書計画は異郷の地で頓挫した。
(ニ)

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