図書館だより 2008年度
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2/27(金)

インターネットや新聞によると、ルーリン彗星が24日地球に最接近し、肉眼でも観測できるかもしれないと報道されています。
今夜(27日)は、しし座レグルス近くにあるので見つけ易いそうです。

特別な天文現象が起きると、にわか天文ファンになる私としては楽しみですが、このところ、当地は「なたね梅雨」の季節になったようで、毎夜雲が出て、未だ彗星を確認できていません。


にわか天文ファンと言えば、1997年のヘールボップ彗星、2001年のしし座流星群がありました。
考えてみれば、いずれもそろそろ10年一昔となります。

実は、わざわざ仕事をサボって、当時小中学生だった長男を連れ、街の明かりの影響をほとんど受けない雪山へ登り、山小屋で何十年に一度の天体現象を最高のステージで見てきました。

1997年のヘールボップ彗星は、尻尾が使い古した箒のようにカーブしており、「ほうき(箒)星」という表現が良くわかりましたし、2001年のしし座流星群では、膨大な星のシャワーで地上世界が壊れるのではないかという状況も体験してきました。

ただし、どちらも満天の夜の雪山、むちゃくちゃ寒かったことの方が記憶に残っています(笑)。


蛇足ながら・・・。
彗星は太陽系に属する星(小天体)で、空(星座)の同じ位置(正確に言えば毎晩位置がかわります)に見えます。

それに対し、流れ星(流星)は、地球の大気中に飛び込んでくる小天体(宇宙の塵)が大気との摩擦によって発光する現象で、一瞬の星です。

彗星は太陽に近づく時に、塵をたくさんばら撒いていますので、その軌道上付近を地球が通過するとたくさんの流れ星が見られます。これが流星群です。


今年は、ガリレオ(1564〜1642年)が望遠鏡で天文観察した1609年から400年、「世界天文年2009」です。
ガリレオが望遠鏡を作って星空を観測し、宇宙の神秘を知った時のような感動を多くの人に味わってほしいと、全世界でいろいろな催しが企画されるようです。

7月22日には、南日本で皆既日食(名古屋では部分日食)も発生します。


図書館でも参考情報を集めたいと思っています。(おなもみ)
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