図書館だより 2008年度
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2/24(火)

先日、祖父が亡くなり、大人になってはじめて身内の葬儀に参列することになりました。
今まではまだ子ども扱いで何でも大人がしてくれましたが、この年になってそんなわけにもいかず、自分のものの知らなさに何度も冷や汗をかきました。


田舎に住んでいるので、お葬式は当然自宅で出します。
近所におふれが出ると、同じ班の方たちがさっとお手伝いにあらわれ、仏具を磨いてくれ、掃除に受付の段取り、淋見舞いの相談に、食事の段取りまでしてくれます。

この辺りでは、同じ班の方たちがお通夜に間に合うようにおまんじゅうを淋見舞いとしてもってくることになっているそうです。
お通夜で出すおまんじゅうをわざわざ当家が買うことがないようにという心遣いなんですね。


食事は班の方たちが作ってくださったものを公民館でいただきます。
なぜか告別式の直前のお昼ご飯にはあんぱんがつき、その夜にはりんごと赤飯、巻きずしがつきます。

あんぱんは小腹がすいたときに、という心遣いなのでしょうか。
りんごや赤飯は・・・、きっと何か意味があるのでしょうね。

地域でやり方も違うのでしょうが、祖父母のお葬式では、孫一同で出したお花を祭壇脇あたりに飾るものだといわれてびっくり。
10年ほど前に亡くなった祖母の時はどうだったかしらと聞くと、その時は知らぬ間に親たちが出してくれていたらしい・・・。

いわれるがままに、祭壇脇と門の周辺といういちばん目立つあたりに「孫一同」のお花が飾られましたよ。


結局、親の後をくっついて回っているだけで、よくわからないうちに終わってしまいました。
冠婚葬祭のマナーをわきまえた本当の大人になるまでには、まだまだかかりそうです・・・。
(や)

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