図書館だより 2008年度
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2/1(日)

もうすぐ節分(2/3)ですね。

節分はお正月に続く楽しいイベントで、子どもの頃はワクワクしながら学校で鬼のお面を作っていたものです。
また、その夜は、豆まきをして、玄関にイワシ・ヒイラギを掛けて過ごしていました。


津島に住むようになってからは、節分の行事に恵方巻(えほうまき)も加わっています。
ご存知の方は多いと思いますが、恵方巻とは、大きな太巻きを、モクモクと「かぶりつく」ものです。

自分が最初見たときは、それはもう、極めて奇妙な光景でした。
みんなで一斉にある方角を向き、太巻きを一心に食べ進め、しかも一言も発しないのです。

この時、自分の前にも一本置かれ、
「○○○(南南東だったか?)の方角を向きながら、願い事をしつつ一本食べきること。ただし、一言でもしゃべったらだめ!」
と条件の厳しい注意が。


正直、一連の動作の意味はさっぱりわかりません。
ただ、実際に恵方巻(津島の某店製)を食べてみると、これがなかなか美味!

大きな太巻きでしたが、飽きることなく一本いけます。
むしろ、「一言もしゃべるな」、という条件の方がきついかもしれません。

最近、恵方巻はテレビなどでも紹介され、だんだん見慣れてきました。
ただ、毎年この「かぶりつき」光景をみると、今も新鮮(?)な感覚にとらわれます。皆さんはいかがでしょうか?


なお、昔の中国では1月末に貧乏神を追い出し、2月2日に福の神を迎え入れるという風習があったそうです。
これが豆まきの例のお囃子と関連しているかもしれません。(『五雑組』第1巻より 924/シ)
恵方巻の独特な習慣にも、きっと由緒正しいルーツがある?!
(園)

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