図書館だより 2008年度
図書館の現場から、毎日のトピックスや本の話題などを書き込んでいます!
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1/24(土)

少し前に、気になるタイトルの本を見つけました。
『スーパーマーケットでかわいい買い物』西世古桂子/著 平凡社 675.1ニ という本です。

32の都道府県を訪れた著者が、400軒以上のスーパーマーケットをめぐり、買い集めた食品や日用品のパッケージを、その特徴や購入した店の名前などと共に、写真付きで紹介しています。

商品をひと目でアピールするために、あらゆる工夫がされたパッケージ。
昔からずっと変わっていないようなレトロでキッチュなデザインや、カラフルな色使い、シンプルさが逆に目を引くインパクトのあるデザインなどなど。
ほほえましくもかわいらしい、味のあるパッケージが数多く掲載され、見ていてとっても楽しいのです。

しかし、家族にこの本を見せたところ、「これって〜、何がおもしろいのぉ?」と苦笑いされてしまいました(笑)。
なるほど、言われてみて気づきましたが、確かにマニアックな類の本かもしれませんね・・・。

興味のない人にとっては、どこがおもしろいのかわからないような本なのかもしれませんが、商業デザインやあらゆるデザイン、レトロなもの、スーパーマーケットに興味がある人にとっては、かなりツボ、な本だと思います。


著者は、以前、名古屋に住んでいたことがあったそうで、愛知県民なら名前を聞いたことのある馴染みのスーパーの数々も登場します。
名古屋西部を車で走ると、15分に一回は遭遇するんじゃないか?!というぐらいの店舗数を持つ、「あのスーパー」も登場します。

そう、津島近辺にお住まいの方なら誰もが一度は行ったことのある、そして、おそらく店内に流れるオリジナルソングを誰もが口ずさむことができると思われる、「あのスーパー」です。

ある地域を中心に店舗展開する、日本全国の地域限定スーパーのレジ袋や紙袋なども紹介されているのですが、緑色とピンク色が印象的な、「あのスーパー」の紙袋も紹介されています。
しかも、「そのシンプルで、チャーミングなこと!」と著者からのお褒めのコメント付き!

小さな頃は家族に手を引かれ、大きくなってからは、一人で、時には友人と・・・で、何度通ったかわからないぐらい自分の生活に密着している、愛着深き「あのスーパー」の紙袋がこんなカタチで評価されようとは・・・!
なんだか、私までちょっと誇らしい気分になりました♪


ところで、「あのスーパー」ですが、津島近辺にお住まいの皆さんは、もう、どこのスーパーだかお分かりですよね?
ヒントは、頭文字「ヨ」です。

どうしてもわからない、という方は本書をご覧くださいね♪
(い)

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