図書館だより 2008年度
図書館の現場から、毎日のトピックスや本の話題などを書き込んでいます!
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1/18(日)

図書館では、今月末から「お酒と津島」の展示を始めます。

この展示には、皆さんから寄せて頂いたお酒をテーマにした「川柳」「短歌」も全て紹介する予定で、すでに多数の応募を頂きました。

夫婦や恋人の心温まる情景や、「それ、あるある!」といった面白い内容など、素晴らしい作品ばかりです。
また、今回は津島を中心に活動されている「川柳つしま」からもご協力頂きました。


さて、現在図書館では「三国志」に関する文化講座を行っていますが、中国の三国時代でも、お酒に関する話題はトホホな話、不思議な話など満載です。

@後漢の末期、国を挙げて官吏が酒に溺れたため、酒が足りなくなって値段が途方もなく跳ね上がった。(『北堂書鈔』)

A魏の管輅(かんろ)は、ある人から、大酒飲みであることと、才能をひけらかすことを戒められた。
 管輅は答えて「愚かを装うことはできるが、大酒飲みはやめられない」、と言ったとか。(『三国志』管輅伝)
B蜀の劉禅(劉備の子)は、桃の種で作られた大きな杯を持っていた。
 この杯に水を注ぐと、えもいわれぬ美酒になったという。(『酉陽雑俎』)

C晋初の張華は、飲んだ後に運動をしないとお腹に穴が開いてしまう、恐ろしい美酒を持っていた。(『太平広記』)


いかがでしょう。特に最後の話は、メタボ対策にぴったりなお酒ではないでしょうか。
こういったお酒があると、健康にもいい(?)ですね。

展示期間中には、お酒に関する図書館の本も並べます。どうぞご来館ください。
(園)

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