図書館だより 2008年度
図書館の現場から、毎日のトピックスや本の話題などを書き込んでいます!
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1/5(月)

昨年末のことになるのですが、わが家の愛猫を久々に獣医さんに連れて行きました。
目的は爪を切ってもらうため。

・・・猫って自分で爪を研ぐから、爪なんか切らなくていいんじゃないの?・・・と思われるでしょうが、それは若い頃の話。
野良猫の事情は知りませんが、飼い猫の場合は年を重ねると不精になってしまい、自ら爪を研ぐ・・・なんて面倒な事をしなくなってしまうそうです。


わが家の愛猫は何と御年17才。人間でいえば、おおよそ90才になろうかというご高齢。
容貌も身のこなしも子猫時代と変わらぬ愛くるしさを誇っているのですが、寄る年波には勝てず、いつの頃か自ら爪を研がなくなってしまったのです(泣)。

猫の爪が伸びすぎると、まずフローリングの床を歩く音が「コツコツ」と鳴ります。
これぐらいなら不便は全くないのですが、猫の爪は巻き爪なので、伸びすぎると爪が肉球に食い込んでしまうのです。

それが見るからに痛そう・・・。猫専用の爪切りを買い、何度か爪切りを試みてみたのですが、ことごとく失敗。以来、爪切りのために獣医さんに通うことになってしまったのです。


自由奔放に生きる愛猫を獣医さんに連れて行くのは今回も一苦労でした。
捕まえて紐につなぎ、車に乗せて連れて行くのですが・・・暴れる、騒ぐの大騒ぎ。

何度も通院しているのだから、酷い目に遭うわけじゃないことを、そろそろ察してくれてもいいように思うのですが・・・。
車内には恨みのこもった鳴き声が響きます。

到着した獣医さんでは、そんなに大騒ぎをしているのはわが家の猫だけ。他の犬や猫は皆おとなしく順番(?)を待っています。
出来の悪い子ほど可愛いとは言いますが、さすがに恥ずかしい。

順番が呼ばれ、中に入っていくと、ミカンの入っているのにそっくりなネットに入れられ、助手さんの手によって、あっという間に爪が切られます。5分もかからない内に無事に処置は終了。

大騒ぎして体力を使い果たしたため、おとなしくなった愛猫と静かに帰宅しました。毎回のパターンながら飼い主も愛猫も疲れ果てる騒動でした。


さて、図書館でも猫に関する本を数多く所蔵しています。
『しぐさでわかる ネコの健康と病気』(645.7 シ)
『小動物ビギナーズガイド ネコ』(645.7 ハ)
『もっともくわしい ネコの病気百科』(645.7 モ)
など、まだまだたくさん所蔵しているのでペットの健康や飼い方に迷ったら図書館に来て調べて下さいね。


畠中恵『しゃばけ』(913.6 ハ)のシリーズによると、猫は20才を越えると尻尾が二股に分かれ、もう少しすると人の言葉が分かるようになるそうです。

その日を楽しみに、これからも獣医さんに通おう・・・と思っています。
言葉が分かるようになった暁には、まず「静かにしなさい!!」と言ってやろうと思っています。  (き)
(月曜日'S)

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