図書館だより 2008年度
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12/29(月)

年始末休館中の図書館周りを木枯らしが吹き抜けていきます。

街路樹にはサザンカの花が満開です。そして、天王川公園にある生垣に「お茶」の花が咲いていました。
津島市立図書館も、12月29日(月)から1月3日(土)までお休みをいただいております。


ちょっと前、「静岡県立中央図書館」に行きました。静岡県の場合、日本平にある複合施設群の中に図書館もあります。そして、その公園の中に、静岡県の天然記念物に指定された「藪北(やぶきた)原樹」が植えられています。

「静岡」は日本一のお茶生産地として有名でありますが、現代日本で栽培されている茶のほとんどが日本平で発見された品種「やぶきた」で、公園の中に、その原樹が保存されているのです。その原樹を見たとき、えッ?、お茶も、こんな大木になるの?と驚きました。

一方、津島は、むか〜しから「茶の湯」が盛んな土地柄、そのため、寺院や古い民家の庭には、お茶の樹が植えられていることも多いそうです。

ただ、「お茶」は「サザンカ」と同じツバキ(椿)属の植物ですが、観賞用に品種改良された美しい「サザンカ(山茶花)」と比較すると花は目立ちません。お茶の花ももっと知っておいて良いと思うんですが・・・。この時期、天王川公園の片隅にある生垣に人知れず可愛らしい小さな花が咲いています。

なお、お茶について調べるなら、当館の参考図書コーナーにある『茶大百科』がおすすめです。


木枯らしの中、サザンカの花が吹き散る何気ない風景、その中を、あわただしく人が街を行く姿が眼に入ると、否応にも師走を感じます。
ここらで、お茶でも飲みながら一服しましょうか?

今年もあともう少し。 (おなもみ)
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