●依存の底 キャラクター

御坂 憂(みさか ゆう)
24歳 169cm
根暗気味の会社員。行き場の失った節を引き取り、理不尽な暴力を受け入れている。
優秀な兄と比較され続けてきた過去から、自分は出来損ないだと信じ込んでいた。真面目で努力家ではあるのだが、どうしても良い結果に辿り着けない不幸体質。その為か、己を必要としてくれる節に依存している傾向がある。
会社を休みがちではあるが、兄に負けないようにと努力し続けてきた為能力は高く、会社に重宝されている。(本人に自覚はない)

葉山 節(はやま ぶし)
26歳 182cm
孤児院育ちで、元々は明るい性格の青年だった。憂とは深夜の警備員のバイトをしている時に出会う。ある日、同じ孤児院で育った男に自室に監禁され、殺されかけたのをきっかけに精神が病む。ストレス障害、強迫観念、視線恐怖症と様々な病状が出ているが、外に出る事、憂以外の人物に会う事を拒む為、まともな治療が出来ずにいる。感情のコントロールが出来ず、衝動的に暴力をふるい、憂に依存し、一人にしないでくれと泣く反面、憂を傷付けたくない、と葛藤し涙する事も多い。
普段は寝てばかりだが、気が向いた時に家事や内職をし、少しでも憂の助けになろうとしている。

新崎 吾郎(にいざき ごろう)
20歳 170cm
節と同じ孤児院で育った青年。節を「兄さん」と慕うものの、節が豹変したのがショックだったらしく、少し距離をとっている。
憂に節を預けてからは、節に内職の仕事を紹介したりするなど、二人をサポートする役に回った。節も吾郎ならば顔を合わせる事は出来、多少の会話も可能。

萩野 悟(はぎの さとる)
22歳 186cm
憂の部下。密かに憂に恋心を抱いている。節の存在を知るとなんとか二人を引き離そうとするが、憂にはっきりと関わるなと言われてからは、ただただ傷が増えていく憂の事を心配するだけになった。優しい性格なのだが、恵まれない。温厚な好青年といった雰囲気があるが、過去に不良だった、なんて噂がある。

秋森 遊羅(あきもり ゆら)
22歳 181cm
萩野の同期。見た目は人懐っこく社交的な青年だが、裏の顔は人の弱みに付けこみ脅迫紛いの事をしては愉しむという快楽主義者。憂の事も新しい遊び相手だと考えている。
因みに瞳の色が紅なのは、生まれつき色素異常によるもので、視力も殆ど無いーーとの事だが、真実かどうかは不明(兄が医者の為、ある程度の偽装も可能)。

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