「今日はねこの日なんだって」
「猫?」
「そうー!2月22日で、にゃんにゃんにゃん!だから」
「こじつけじゃねェか」
「というわけでねこらしく甘噛みさせてもらいます。晋助おてて出して」
「あァ?おま、」
「はむ、 ん、っ んん…」
「……………(ムラァ)」
「…ん…、…えへへー晋助のゆび、おいしい〜」
「……甘噛みはそうじゃねェ」
「ぇ、きゃ!」
「……は、」
「うぅ、…日頃のいたずらの仕返し、するつもりだったのに…っひぁ!?」
「……オイ、」
「あ、」
「何だ、これは」
「あ、あのね!流行ってるんだって、これ。ねこランジェリー?っていうらしくて、」
「…腿にでも噛み付いてやろうかと思えば…こんなもんを忍ばせてたとはなァ」
「恥ずかしかったけど…ねこの日だし…もし、晋助に見せれたら…か、可愛いっておもってくれるかなあって…」
「……」
「あ、上!上もおそろいなんだよ!お胸のおおきさ足りなくて…モデルさんの着用例とは程遠くなっちゃったけど…」
「…見せてくれんのか」
「…!ぅ、うん!だって晋助のために着けたんだもん…」
「…へェ?」
「あ、…で、でもやっぱり見苦しいかも……」
「んなことを心配するよりも明日の足腰を案じた方がいいと思うがな」
「うぅ、…だって」
「…可愛いよ、おまえは(つーか唆る)」
「……はぅ、…」
「俺の為に着たんだろう?見せてみろ」
「、うん!えっとね、ほらここ!ねこちゃんの窓があって…あとお尻のとこには肉球も、 っん!んん、ひぁ、…しんすけ、」
「えっろい猫だなァ…俺がたァっぷりと躾けてやるよ」


こんな食べてくれと言わんばかりの据え膳、美味しくいただかねぇ方が馬鹿だろ。俺は悪くねぇ。
控えめな谷間の部分をかぷりと甘噛みすれば、目の前の猫が可愛らしくにゃあと鳴いた。

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