After☆Story 6/9
「ただいま〜」
「あ!楓斗くんお帰りなさい!」
「お帰り〜」
「あ、綾ちゃん!来てたんだね!…て、母さん!どうして綾ちゃんに店の手伝いなんかさせてるの?!」
「お、お母さんだって最初は遠慮したもん!」
「ごめんね楓斗くん!私がどうしてもってお願いしたの!だから楓斗くんママは悪くないの〜!」
「ね?!こんな可愛い子にお願いされて断れる人なんている?!」
「…わ、わかったよ…それなら別にいいから…」
「それに綾ちゃんは楓斗を待ってくれてたんだからね!」
「あ、そうだよね!ありがとう綾ちゃん」
「ううん!楽しかったからあっという間だったよ〜!今日はね、ケーキを焼いてきたの!一緒に食べよ〜」
「わぁ!そうなんだ!じゃあ僕の部屋で食べようか」
「お母さんが飲み物と一緒に持って行くから先に行ってなさい」
「ありがとう!じゃあ綾ちゃん、行こう!」
「うん!ありがとうございます!お願いします〜!」
「は〜い!……ねぇお父さん!楓斗は本当にいい子を連れて来たわよね〜!」
「あぁ、そうだな。孫の顔を見るのが待ち遠しいな!」
「やだもうお父さんったら!気が早いわよ〜!」