馬鹿かどうかの見極め
霧野「おい狩屋!」
狩屋「はい?」
霧野「お前まともにパス出せよ!!あんな遠いの取れるわけ…な……」
狩屋「……?」
霧野「…………ウエェェックショォォォォイ!!!!」
狩屋「うわぁぁぁ!!汚ぇ!!」
霧野「今まで隠してたけど実は俺、風邪ひいてるんだ」
狩屋「そうですかとしか言い様が無いうえに、何故隠すのか分かりません」
霧野「だって風邪って言ったらみんな逃げるんだもん」
狩屋「それ嫌われてません?」
霧野「ハッハッハ、そんな事は無いよ…多分」
狩屋「いや、そこはちゃんと否定しましょうよ!!」
霧野「でもこっちが友達と思っててもあっちは只のパシりとしか思って無い場合ってあるじゃん?」
狩屋「俺霧野さんと違って友達に恵まれてるんで分かりませんわ(^ω^)」
霧野「狩屋この前1年生に陰口言われてたぞ(^ω^)」
狩屋「えっ(´^ω^`)」
霧野「まぁそれは置いといて」
狩屋「ちょ、ちょっと待って下さい!そこまで言うなら全部言って下さいよ!!」
霧野「俺風邪引いてるんだ」狩屋「やめて!このままだと人間不信になっちゃう!!」
霧野「…別に良いじゃんd=(^o^)=b」
狩屋「泣きそう」
霧野「で、この風邪なんだけどちょっと症状がおかしいんだ」
狩屋「へぇー(´σ_ゝ`)ホジホジ」
霧野「よし、狩屋ケツ出せ」
狩屋「すみませんでした」
霧野「…今回の風邪は俺が知っている風邪じゃないんだ」
狩屋「はぁ」
霧野「インフルエンザでも無いし…もしかしたら新しい病気かも…!」
狩屋「ほぉ」
霧野「という訳で、取り敢えずこの病気を引き起こす細菌を霧野菌と名付けよう!!」
狩屋「……」
霧野「名付けよう!!」
狩屋「……」
霧野「よう!!」
狩屋「……」
霧野「…よう」
狩屋「……」
霧野「……」
狩屋「……」
霧野「……」
狩屋「m9^д^)プギャーwwwwww」
霧野「フォルテシモォォォ!!」
狩屋「う゛わぁぁぁああぁあぁあ!!何で覚えてrrrrrrrr」
霧野「神童をひっそり眺めていたらいつの間にか…ね☆」
狩屋「アンタの場合ひっそりじゃなくてガッツリでしょうが!!」
霧野「否定はしない(*´∀`*)ハァン」
狩屋「Oh...」
霧野「っていうか霧野菌ヤベーよ超ヤベーよ苦しい死ぬ」
狩屋「まだそれ引きずるんですか」
霧野「うるせぇ!これ以上言うと霧野菌伝染すぞペッペッ!!」
狩屋「ちょっ汚ぇ!!仮にも男の娘なんだから止めて下さいよ!!」
霧野「霧野菌:ツインテールの先端で鼻を刺激する」
狩屋「だから!?つーか菌まで男の娘なの!?」
霧野「それが霧野クオリティ」(ドヤッ
狩屋「あぁそうですか!!…っていうか症状が違うって、どんな症状なんですか?あの、その、霧野菌」
霧野「んーとだな…まず鼻がむずむずして、頭がボーッとして、咳が出るんだ。おかしいだろ?」
狩屋「え?あぁ…え?」
霧野「おまけに寒気はするし、食欲出ないし…こんなの風邪じゃないよな」
狩屋「…それ風邪ですよ」
霧野「はぁ?wwww何言ってんの狩屋君www風邪引いた事ある?ww引いた事ないとか馬鹿確定wwwww」
狩屋「じゃあ今までの風邪の症状を言ってみて下さいよ!」
霧野「良いよwww狩屋君に教えてやるww風邪っていうのはなww鼻水が絶えず流れてきて、くしゃみが異常に出て、目がかゆくなるんだよwww」
狩屋「…それ花粉症ォォォ!!」
霧野「何それ知らないww」
狩屋「霧野さんの言う風邪って、春によくなりませんでした?」
霧野「そうだけど?」
狩屋「ちょwww霧野さんこそ馬鹿確定ですよww今やっと風邪引いたんですねwww」
霧野「えっこれが風邪なのか?」
狩屋「はいw」
霧野「本当か!?うわーどうしよう!馬鹿卒業したよ皆!!」
狩屋「馬鹿っていう自覚あったんですねww馬鹿なりにww」
霧野「狩屋ケツ出せ(^ω^)」
狩屋「…アッー!!」
あっち行ったりこっち行ったりでしたな(´^ω^`)ww
狩屋の行方を知る者は誰も居ない…。