美奈子の唇はまるでお菓子みたいだ。甘くて柔らかくてふわふわで。
他をかじってもやっぱり甘いのかな?
キスしていた唇を離し、美奈子の耳を噛んでみるとその口から「ふ、ぁ…」と甘い吐息が漏れた。
それに気をよくした俺は更に耳たぶを唇ではむっと挟むと今度は舌で耳を丁寧になぞる。
舌にいっぱい唾液を含ませて耳の穴も舐めてやると、ぴちゃぴちゃと頭に直に響く水音に美奈子がビクビクと体を震わせた。
「やっ…ルカくん、くすぐった…んっ」
「くすぐったいじゃなくて、感じてるんでしょ?」
何もかも初体験の美奈子にはちゃんと俺が教えてあげないと。
「これからもっと気持ちよくなるから待っててね?」
耳から首へ、首から鎖骨へと唇を這わせながらキャミの中へ手を差し込む。
そして俺がブラの上から胸を触ろうとした時、急に美奈子が両手で俺の腕を掴んできた。
「ちょ、ちょっと待って!」
「どうした?怖い?」
「ち、違うのっ。あ、あの…胸…」
胸…?
「えっと…、あんまり…ルカくんのご期待には…その、添えないかも知れません…!」
何を言うかと思えば。
「期待って?」
「私…胸おっきくないし…、マッサージとか頑張ったんだけど間に合わなくて…」
ごめんね?と申し訳無さそうに言われて俺はつい笑ってしまった。
「な、なんで笑うの?」
「や、オマエ可愛すぎ。オマエのなら俺は大きさなんて関係ないんだけど?」
美奈子の髪を耳に掛けてやりながらチュッとおでこにキスすると、上目遣いの美奈子が安心したようにそっかと笑う。
「それに……オマエの胸、十分そそられる」
言いながら、キャミをめくるとカワイイレースの施されたアクアブルーのブラの上から掬うように両方の胸を持ち上げ出来た谷間をベロリと舐め上げる。
「あっ…!」
美奈子がビクンッと背中を反らせた隙に手を差し入れプチンとブラのホックを外すと、解放された形のいい膨らみがプルリと揺れた。
「ほら、こんなに美味しそう」
キャミとブラをまとめて剥ぎ取り、たまらずパクンと片方の膨らみに喰いきそのままチュプンッと頂点を吸い上げる。
たちまちツンと固さを含んで上を向く乳首が美奈子の感度の良さを俺に教えてくれる。
「可愛い」
両手でやわやわと胸を揉み上げながらもう一度片方の乳首を口に含むと今度は舌でそれを転がしながら空いた方の乳首は親指と人差し指でクニクニと捏ねてやった。
「あッ…!んっ…」
「乳首、気持ちいいの?」
与える刺激によがる美奈子がたまらなく色っぽくてもっと乱れさせたくなる俺は、別々に弄んでいた乳房をギュッと真ん中に寄せると二つの乳首を寄せてまとめて口に含んだ。
「ひゃっ、んっ…!」
さっきの二倍の刺激に美奈子の体が大きく跳ねてますます体が捩れるのを俺は体重で押さえ込む。
「美奈子、こっち見て?」
美奈子の顔が見たくてそうお願いしても恥ずかしがって美奈子はこっちを見てくれない。
「しょうがないなぁ。なら、もっといじっちゃうよ?」
さっきまで口に含んでいた二つの乳首を今度は舌先でレロレロと転がす。
「ふあっ…ぁ、ル、ルカく…それダメ…だよぉっ…!」
予想通りの反応に俺はニッコリ笑うともっと舌の動きを早めて美奈子の嬌声を誘う。
「ねぇ見て?美奈子のおっぱいすごい美味しいよ?」
「やっ…、そんな…事、言わな…でっ」
言うことを聞かないと俺が止めないと分かったのか、美奈子はゆるゆると顔を起こすと自分の双房が揉まれその頂点を俺の舌が行き交うのを見とめて恥ずかしいそうにギュッと瞳を閉じた。
「美味しそうでしょ?」
「…ルカくん、すごくエッチな顔して……ひゃんっ!」
美奈子がしゃべり終わる前に俺は最後の一口とばかりに乳首をまとめて吸い上げると「ごちそうさま」と美奈子の耳元で囁いて、メインディッシュへと手を進めた。