何のことを言ってるの?って感じで俺を見つめ返す美奈子の両手首を素早くつかみ取り頭上で固定して、ソファに押し倒す。

「こういうこと言ってんの。」

「ルカく…」

俺の名前を呼んで何かを言おうとしてる美奈子の口を塞ぐ。
くちびるを味わう余裕なんてない。
そのまま舌を美奈子の口に忍び込ませて、必死で逃げ回る舌を捕らえ絡める。
にゅるにゅる動く柔らかい感触。
時折二人の口元から漏れる水音。
…絡めあわせて飲み込む、注ぎ込む、交換する。その応酬。

目を開けてそっと美奈子を見てみると、美奈子は目を力いっぱい閉じて切なげに眉を寄せて、今この瞬間を存分に味わってる。
そう、美奈子が感じるのは俺だけでいい。
俺以外の誰か、なんてそんなの認めない。
美奈子には俺だけでいい。
俺にとっても美奈子がいるだけでいいって思う、それと同じように。

キスを降らせながら俺のもう一方の自由に動かせる手で、美奈子の身体のラインをなぞっていく。
そして、スカートの中に手を滑らせちっちゃな布の上からお尻をやわやわと揉みしだく。

あ、美奈子びっくりしちゃって目を見開いちゃった。
まさかここまでされると思ってなかった?
相変わらず甘いな、美奈子は。
いつもキスだけって終わりって…どんだけ我慢してたと思ってんの。
ヤりたい盛りの10代男子の性欲ナメてちゃダメだよ?
だってほら、美奈子が身動きとれないように脚の間に身体を割りこませて覆ってるし。
バタバタ身体を動かしたところで、そんなのどうにもなんないよ。
くちびるも身体も絶対に離さない。

お尻を揉みしだくのを止め、前の方に手をずらしていく。
ああ、目に涙をためてる美奈子が可愛くて仕方ない。
大丈夫、すぐに気持ち良くなるから。

親指でゆっくりと秘裂をなぞっていく。
何度か繰り返してくうちにそこはだんだんと湿り気を帯びてくる。
くちびるを塞いでるせいで、くぐもった音しか聞こえないけど、秘裂が湿り気を通り越して蜜があふれ出てくるのと比例して声も確実に甘くなってきてる。
それって、気持ち良くなってきてるって証拠だよね?
…そしたらさ、もっと気持ち良くなって?



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