拍手倉庫 | ナノ
誓いの…?
「愛しとう…俺の遺伝子がお前さんを欲しとるんじゃ!!」
「雅治…!」
「お前さんじゃないといかん!!俺と結婚してくれ!!」
「雅治!!これ…松?」
「おん。…知っとるか?松は永遠を表すこともあるんじゃよ。俺はお前さんを永遠に愛す…この松に誓って」
「素敵…私もよ!雅治!!」
「お前ら何やってんだよぃ」
「何じゃブンちゃん。空気が読めんのう」
「KYだねKY」
「お前らに言われたくねぇわ!!つーかKYって久々だな!」
「時代ってどんどん流れてくよねー」
「じゃなーついこの間まで小泉さんじゃったのに」
「それはさすがに結構前だろぃ。で、何だったんだよ、今のコント」
「コントじゃなか。ドラマティックかつ、日本的なプロポーズを考えた結果じゃ!!」
「松はいいアイデアだったね。さすが仁王、考えが凡太とは違うわ」
「凡太ってなんだよ!!俺何も言ってねーっつーの!!つーかんなプロポーズがあるか!!」
「まぁせんじゃろうな。所詮ネタナリ」
「だねー。…待って、一人いるよ」
「「誰」」
「…真田ってガチで松送りそうじゃない?『ダイヤモンドなんぞたるんどる』って」
「…俺、あいつの結婚式だけは行きたくねぇわ」
「俺もじゃ。指輪の交換の代わりに松の盆栽を交換なんぞされたらもう…」
「「「絶対笑いすぎて泣く」」」
- 6 -
[*前] | [次#]
ページ: