妄想ラバーズ | ナノ

知りませんでした

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…長い


なんで校門からこんなに道が長いの

って、そういえば通ってたけどね

遠い目をして白石くんと瑞稀の隣を歩く


『ここがテメエらの使う宿泊施設だぜ』

跡部に案内された先にはホテルが建っていた

あれ、こんなのあったっけ…
広すぎて敷地内全体を歩いたことないしな

ロビーには懐かしい眼鏡の少年

『おお、お疲れさん』

「『侑士!…え?』」

忍足くんと私の声がハモる

『え、ちょ、何で水瀬さんが侑士知っとるん?』

「だって同級生だったし…え、もしかして」

『『俺ら従兄弟やからな』』

え、マジですか

『つーか知らんかったんや…』

「だってそんな珍しい名字でも…」

『いやいや、結構珍しいと思いますけど』

『あー…普段マンガでごっつい名字ばっかり見とるから…』

驚く忍足ズと呆れる財前くん、そして何か妙に納得してる白石くん

そうだよ!
だって普通偶然だと思うじゃない!…え?思わないって?


「侑士、なんか全然変わってないねー」

『羚奈もやで。久しぶりやな』

懐かしいな
あ、そういえばコイツ足フェチだったな
どうでもいいけど

『何で名前呼びやねん…』

『ほんまな』

隣で財前&白石コンビがぼそぼそ何か言っていた


『まあせっかくまた会えたんやし、よろしゅうな』

「うん!頑張ろうね!」


まあ他のメンツも久しぶりに会うしね

『おい、お前…忍足と俺じゃ随分態度が違うじゃねぇか』

えー、だって跡部は苦手なんだもん

『何や景ちゃん、嫉妬してくれとん?嬉しいわー』

『は、違ぇよ!…っつか触んな!近い!』

『照れんでもええのにー』

跡部にのしかかる忍足(侑士)

こ、これは…!

『と、とにかく各自部屋で着替えて待機しとけ!白石は荷物置いたら降りてこい、打ち合わせがある。…だから近えんだよ!』

『お、おん…』


久しぶりに見たああああ
忍跡美味しすぎますよね!!

『エクスタシーや…!』

隣で拳を握りしめる白石くんに私は大きく頷いた


『…先輩ら、キモイっすわ』





ヒロインの頭が弱いって?
おかしいな…秀才なはずww

そして趣味に走りすぎました\(^o^)/←
私も相方も忍跡が大好きです

次はヒロインと忍足の関係でも書こうか
なかなか他のメンバーが出て来ないww



 


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