赤色ハニー | ナノ
知られざる真実
子ライオンを見て仁王先輩とお兄ちゃん達が待つ爬虫類へ向かう
あ
お兄ちゃんいた
あの髪よく目立つなぁ
そりゃ仁王先輩も私を見つけられるわけだよ
「おっせぇ!!」
「すまんすまん。ライオン見に行っとったナリ」
「人待たせて行くんじゃねぇよ…ってお前らそれ…」
お兄ちゃんの視線が私と仁王先輩の手に注がれる
もちろんあれから繋がれたままだ
やっと慣れてきたと思ったけどまた顔に熱が集まる
「ええじゃろ。仲良しじゃ」
「おまっ…緋奈にまで手出す気かよぃ!?」
「ちょっ、お兄ちゃん!?」
「どうかのう」
「仁王先輩!?冗談止めてください!!」
「お前なんかに緋奈は渡さねぇ!!緋奈、幼稚園のときはお兄ちゃんが一番って言ってくれたじゃねぇか!!」
「お兄ちゃん何言ってるの!?」
「なんじゃ、緋奈。知らんかったんか?丸井俺との会話ほとんど緋奈のことばっかぜよ。緋奈にはかっこ悪いけぇ見せれんって隠しとったみたいじゃけど」
「何ですかそれ!?」
「隠れシスコンじゃ」
「黙れ仁王!!んでその手離せ!!」
「い・や・じゃ」
「お前に緋奈は渡さねぇぇぇっ」
本日の収穫
私は方向音痴だった
それから…
お兄ちゃんはシスコンだった
会話文ばっかりすいません(>_<)
ブンちゃんのシスコン設定もとってつけたようで…
本当は最初から決めてたんですけど
ブンちゃんをデレさす機会がなかなか掴めず(´_`)
隠れシスコンということで許してください←
ではありがとうございました
荊姫