収穫祭
1年に1度、ミュータントである彼らが普通に街を歩けるハロウィンの夜。
ミケランジェロの提案で今年は全員で仮装し街へ出ることになった。
用意された衣装を床に放置してソファーに寝転がるラファエロ。
そこにフードつきの白い布を被りゴーストの仮装をしたレオナルドがやって来て床に落とされていた衣装を拾う。
「まだ着替えてなかったのか?早く支度をしろ。」
「るせーな・・・俺は行かねぇ。」
起き上がることも、レオナルドの顔も見ることなく、面倒臭そうにラファエロが返す。
「え?」
「・・・菓子貰って歩くなんてガキのすることだろ?」
「昨日ノリノリでカボチャ彫ってた奴のセリフか?」
「るせーっ!!昨日までは知らなかったんだよ!!」
顔を真っ赤にしてラファエロが立ち上がり、声を荒立てる。
「そうか・・・じゃぁいい。俺たちだけで行く。」
寂しそうに俯き、支度を済ませているであろう他の兄弟達の所へ向かうためにレオナルドが踵を返す。
「ちっ、・・・わかったよ。俺も行く・・・その代わり・・・」
小さく舌打ちをして、レオナルドの腰に手を回して抱き寄せ顎を掬い上げ唇を奪う。
「Treat(菓子)はいらねぇ、帰ってきたらTrick(イタズラ)にする。」
「なっ、」
顔を赤くして反射的に殴りかかる。
「ってぇー!何しやがる!!」
「お、お、お前がっ!!変なこと言うからだろ!!」
「んだとぉー!!」
ラファエロがレオナルドを解放して構える。
「はいはい、そこまで!さっさと行くよ〜」
ドナテロの声が響き渡り、二人を止める。
「あ〜ラファエロまだ着替えてないし!!置いて行っちゃうよ!!」
ドナテロの後ろからミケランジェロが顔を出しラファエロを指差す。
「うっせー、今から着替えるんだよ、」
ラファエロがレオナルドから衣装を奪い取り袖を通す。
愉しいハロウィンの夜はこれからv
ーーーFInーーー
こ、こんな感じで大丈夫かな??((((;゜Д゜)))ドキドキ
あとおまけ?リンクさせたのを作るのが好きなのでDMのハロウィンwww
「マイキ〜支度できた?」
「じゃ〜ん!オイラの衣装はこれ!!ヘ(≧▽≦ヘ)♪」
「僕が用意してあげたのと違うんだけど。」
「えっ・・・だってあれは・・・」
「着てくれるよね?」逆らうと後が怖そうな笑顔。
「でも・・・あれ、血まみれのナース服だし・・・オイラ、あれはちょっと・・・今年はタートル・タイt・・・」
「マイキー?着てくれるよね?折角、僕と血まみれドクターと揃えたんだよ?」にっこり
「えっと・・・あぁ・・・帰ってきてから・・・なら///」
「じゃぁ、マイキーはTreat(菓子)で、僕がTrick(イタズラ)ってことで。」
おでこにKISS
「う、うん///」
『ってぇー!何しやがる!!』
『お、お、お前がっ!!変なこと言うからだろ!!』
ラファエロとレオナルドの喧嘩する声が聞こえてくる。
「それじゃぁ、あのケンカップル止めてさっさと行こうか?」
「だね。」
おしまい。
おまけってことで簡単書きで・・・
少しでも楽しんでいただけてたら幸いです(*´∇`*)