▼つっこみ

・表紙の新リヴァイ班みんなカッコイイ
・表紙の背景はアルミン・ジャンが捕らわれていた場所かと思うのですがアルミンくんも女装してないしみんないますね…アルミンくんへの配慮でしょうか^q^
・背表紙あらすじに「ユミルがライナーらの元に残る決断をし…」…………ライナー“ら”…………ら=ベルトルト…………さすがAir-Bと呼ばれる我らがベルトルトさん…その地味さが素敵やで…
・嘘予告のエレンくんが「巨人とかもうどうでもいいから君に会いたい」人はアルミンくんということなのですか…?^q^

▼クリスタはもうやめたの

ライナー、ベルトルト、ユミルと別れやっとの思いで壁内に戻ってきた時、クリスタがエレンに「壁の向こうに早く行こう」と言った後のシーンが今回の加筆部分でした。56話を読んだ上でこの加筆部分を読んだので、私はクリスタのことが可哀想でたまらなくなってしまいました。
私が勝手に思うには、ユミルとクリスタは合わせ鏡のような物で、図ってか、図らずか、二人ともずっと空虚さを感じながらも人の為に生きてきたんですよね。だからユミルはクリスタに執着していて、クリスタも今はそれが分かって、お互いを理解して、ユミルに執着しているのだと思います。そして二人は、これからは一緒に自分たちの為に生きようと約束した。なのにユミルは土壇場でライナーとベルトルトを助けることを選んで、結局はクリスタと別れることになってしまった。だからクリスタは、あの時ユミルが人(ライナーとベルトルト)を助ける事を選んで、自分たちの為に一緒に生きようと約束した自分を置き去りにした、だから許さない、と言ったんだと思います。それは勿論ユミルを心配する気持ちからだと思うんです。あとひょっとしたら、結局はユミルも自分も、今まで生きてきた空虚な生き方を変えられないのかという絶望があるのかもしれません。そして、尋常じゃない様子のクリスタに「お前らしくもない」と声を掛けるジャンに対して、「クリスタはもうやめたの」「もうどこにもいないの」「クリスタは私が生きる為に与えられた役」と話します。これが56話のヒストリアの(女王になる覚悟を持てと脅す)兵長に対しての台詞、「今度は女王が私の役ですね」に繋がってるんですね。
この加筆部分によって私の中では54話と56話のヒストリアの心境が前より分かりやすくなって、とても辛く感じてしまいました…涙。唯一本当の自分を理解してくれたユミルとは別れ、結局自分は自分の為に生きる事はできない。ヒストリアの心境を考えると、彼女は世界がこれからどうなるかなんてもうどうでもいいと思ってるんじゃないかなぁと思ってしまいます。革命の一番の鍵であるヒストリアが自分が生きていく意味を今からみんなが起こそうとしている革命の中に見出だすことができなければ、この革命はかなり危ういんじゃないかと…折角必死に説き伏せたのにこんなこと言ってすみません兵長…^q^その鍵はユミルなのか、ヒストリアの方がクリスタよりいいと言ってくれたエレンが握っているかは分かりませんが、とにかくヒストリアには自分の生きる意味を見つけて幸せになってほしいです涙。そんなことを感じました。

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