奇妙なお話
2011/04/07 01:00

 またノロノロと書き続けて漸く完成したキリコとちびロキのお話。

 時代としてはロキが幼少の頃、つまりはCatenaよりもずっと昔。魔女は長生きだからジズより年上だよ。
 キリコは公式のキャラブックのプロフィールをヒントに設定を考え、とある小さな街の明かりを守る絡繰り人形となりました。
 一方ロキは言葉を発しない無口な設定です。文中に「……」と入れてるのは少しでも彼女の存在感を出す為で、何故喋らないかは限られた環境でどうコミュニケーションを取らせるか、つまりは作者の勝手なハードル上げです多分。

 街の人達は悪魔や呪い(占いとか)をくそ真面目に信じる、何かと敏感で臆病な設定です。どの歴史にもあるような、例えば不思議な力を持つ人は気味悪がられ迫害されるというふうに…。異端な者を排斥する弱い人間を彼等とします。それこそあの遊戯場が廃墟となった原因の一つでもある。

 で、ロキが雷を怖がる理由。うちの設定ではかなり強い魔女になっていますが、強い故にその力を抑える、歯止めになるような物が必要となり…絶大な力を得た一方で戒めを受けます。魔法が使えるのは自然の力を借りているからとも云われてるとか無いとか。だから雷は「真の力である自然を忘れる可からず」という風に彼女にとっては恐怖の象徴となります。自然あってこその魔法?とか。序でに不老不死というのも今後のキーワードになります。

…あれ、後書きのくせにロキの事しか言ってない気がする。まあ良いか。



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