ルーン文字を求めて
2011/08/02 14:08

 ルーン語を求めて大学の図書館に引き篭ること約5時間(昨日)。取り敢えずルーン文字の特徴と書き方、意味、仕様について調べました。2日間で調べた事を簡単に述べます。






ルーン文字むずい。



すいませんちゃんと書きます。


 ルーン文字は最初の6文字からフサルクと呼ばれて、大文字・小文字の区別がありません。単語の分け方も不規則です。
 テキストは左から右に読めるのと同様に、右から左へと書いたり読めたり出来ました。然し、基本読点が無い為、解読は実に困難。

 時代によって次第にルーン文字の形や数は変化していき、5世紀の古北欧型ルーンと7〜8世紀の後期古北欧型ルーンで相違点が見られる。


以下は更に簡略して記述。

・ルーンの一文字を完全な一語として読める時、「概念ルーン」と呼ぶ

・本に寄って、ルーン文字に当てられるアルファベットが異なる場合がある

・aluというルーンの片言は一種のお呪いの言葉。古北欧型ルーンの銘文で頻繁に現れる呪術語と考えられる。

・ルーンの彫り師によって文字の刻み方が異なり、文字を逆さにしたりと気まぐれに変わる。


 ロキの担当曲「Princess Roki」の歌詞に使われたのは古北欧型ルーン文字。mizunoさんがでっちあげた呪文の解読にはまだ手が届いていませんが、現在の段階で言える事といえば最後の「エオロー」(皆がペーロロペーロロ言ってる所)、同じルーン文字が3回連続使われいるこの部分。

「繰り返しは呪術色の濃い祈祷句」

と信じられていた事から、特に意味を成さない(翻訳不可)ということ。
 エオロー(形としては鳥の足跡みたいなの/実際はヘラジカの角を表している)は「保護」、「防御」「加護」、また大切な対象を守ったり逆に守られるという意味を持つ。
 その次のエオー(Mみたいな形)は「馬」・「信頼できる友」等を意味し、最後のペオスは「秘密(を明らかにする)」、「死の世界」に関するルーン。

 ルーン銘文とかは人によって解釈が変わる傾向が濃いんで、ある人が作った文(または呪文)を間違いなく読めるなんてことは無いと思ってます。だからmizunoさんの呪文も作者以外完全に理解は出来ないのだと考える。
 予想としては、加護のルーンを連続して使ってることから、

「唱える者(我ら)に大いなる加護を」
「変化と自由を」
「死の世界の秘密を明かし給え」

スマン半ば分からなくなってきた(´・ω・)
曲の説明文で「魂を紡ぎ」とかあったから死の世界は大いに関係してるんじゃないかと思って。

 そいでルーン文字は古代北欧語で書かれてるから古アイスランド語も序でに調べてきました。名詞には勿論「男・女・中」があり、めんどくささはラテン語と同じです←
 更に形容詞には「強変化」「弱変化」なんてのもあって変化形が半端ない。

古代北欧語でルーン文字を書きたい目標を持っていましたが、2日で調べあげるのには無理がありました。この際、英語とか多少慣れてきた西班牙語とかで書こうかいな…いやいやもう少し頑張ろう。

※ここまで書いた中での訳は飽く迄わし個人のモノであって、決して正解を示しているわけではありません。






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