小説 | ナノ




二○動画中毒、実況動画大好きの管理人の脳裏にある日唐突に降り立った
「もしも現パロ六年生達が○コ動画に実況動画を上げるグループとしてデビューしたら…」
という俺得な思いつきから派生。

『六年生×実況』妄想

《注意》
・ニ○動画、実況動画を知らない人には一切面白くありません。(知ってても面白くないかもしれません)
・実際に活動してらっしゃる何組かの実況者さんを例に挙げる、若しくは元ネタとすることがあります。(某最終兵器さん方や、ボル○イ企画さん方などです)
・管理人はそれらの実況者様方を腐的な視点では見ていませんが、パロディ化する中でそういった表現が出てきます。
・妄想02の『六年生×ホラー』内の設定も、少し交じってます。

これらを了承して、お付き合いして下さる方々は、一緒に妄想世界へGo↓




● きっかけ〜

始まりは仙蔵のきまぐれから。
ある日、偶々ネットサーフィン中にあるゲーム実況者の動画を見て
「面白そうだ」「自分達にも出来そうだ」と思い、直後に実行。
動画の録音、編集制作、アップロードの方法を調べ、機材を揃え、馴染みの面子を勧誘し(一部強制参加)、数週間後には動画デビュー。



デビュー作でプレイしたゲームは
『ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人から逃げ回る有名フリーホラーゲーム』

結果は予想以上に揮わず、再生数、コメント数、マイリス数とも散々たるもの。
完璧主義者の仙蔵、納得出来ずに本気を出す。
何故人気が出なかったのか、他人気実況者の動画等を徹底的に分析して解明。

そして、仙蔵なりの分析の結果
・人数が多過ぎてまとまりがなかった。
・各個人のキャラがはっきりしない。
・トーク力もない。
・途中で、約二名による喧嘩が始まり空気が殺伐とした。
・一部、開始と終了の挨拶以外喋ってすらいない。
という改善点を見つける



仙蔵指揮による修行、下積みを開始する。
六人全員での動画投稿は一端停止しコンビ又はピンでの動画投稿をはじめる。
(コンビ分け、プレイするゲームの決定は仙蔵がする)
その中で、キャラの確定、トーク力向上、ファンの獲得を目指す。



少しずつ六人それぞれのキャラが浸透し始め、固定視聴者も付き始める。
皆がゲームプレイにも動画収録にも慣れ始めた頃、再度六人全員で収録した動画を投稿。



多数の宣伝を受けた効果で、一気に再生数その他が伸びる。



その後も順調にファンを増やしていき、それなりに名の知れた実況者グループに。

みたいな〜。




● 各人のグループでの立ち位置、プレイスタイルなど

◎ 仙蔵(アカウント名:セン様)

グループのリーダー格。
ニックネームはセン。
マイリス(動画投稿)の管理人。

初期は発起人である仙蔵しか動画製作用の機材を揃えていなかったので、収録は全て仙蔵宅で、仙蔵監修の元行われていた。
・仙蔵の理想とする基準に満たない動画は収録段階で没にされる。
・収録途中でネット上にupするに相応しくない状況、話題が出た時には強制終了。
・完成した動画にも厳しいチェックが入る。
等の絶対君主制が布かれていたが、各人がそれぞれのキャラを発揮し始め、動画収録・投稿にも慣れ始めると共に少しずつ規制を緩めていき、ある程度は自由に収録、投稿をさせるようになった。
それでも六人の中での発言力はNo.1で、最終的な決定権も仙蔵が大体握っている。

ゲームは、六人全員参加でのマスゲーム的ゲーム以外、基本的にプレイしない。
ピン実況は無く、コンビ実況の際はもっぱら相方任せ。
隣から好き勝手に口を挟み、難癖をつけ、時に思いつきで『縛り』ルールを追加したりする。
自分が関わっていない実況でも収録の現場には高確率で同席しているので、プレイ最中で不意に会話が止まったりしたら「セン様居るんじゃね?」とか
ミスをした時に背後から高笑いが聞こえたりしたら「セン様笑い過ぎ!!」とかコメントが流れる。

「知的」「冷静沈着」「ドS」というキャラを売りにしており、人気出始めからも暫くはそれを保っていた。
しかしデビュー1周年記念の企画で皆でやったマスゲームで、まさかの神引き、伊作以上の不運に見舞われ、まさかの最下位に。
茫然自失としていた最中に周囲から弄られまくり、慣れない弄られ役に脳内許容量がオーバーし、癇癪を起こして少し泣きかける。
それと、あるホラーアクションゲームをコンビで実況中に突如画面に登場してきた粘液塗れで床中を這い回る蛞蝓似のモンスターを見て、少女のような絶叫声を上げた。
上記二点の出来事から、一気に視聴者の中のイメージが変わってしまう。
全員参加の企画では何故か仙蔵のミスを願うコメントが激増し、蛞蝓系のモンスターの出てくるゲームが仙蔵参加の実況へのリクエスト第一位に常に挙がる等、仙蔵が取り乱し奇声を上げるレアなシーンを観たいという視聴者達からの愛ある苛めを受けるようになる。
(一部ではグループの隠れ萌えキャラとして認定される)

表立ってはそう見せないが、実況への熱意はメンバー1。
同時にメンバーのことも大切に思っているので、誰かへの批判などがあった時には表立っては反論しないが(更に荒れるだけと分かっているから)個人的な生放送ではっきりと意見を求め、それに回答するというスタイルを取る。



◎ 長次(アカウント名:チョウジ)

グループの隠れリーダー。
ニックネームはチョウジ。

初期、特に初アップの動画では、開始と終了の挨拶でしか喋っていない。
その為、後のコンビ・ピン実況で登場するまでは誤植で名前だけ載っているメンバーではないかと思われていた。

ゲームのプレイは淡々とこなす派。
RPGでは基本喋らず、つっこみ所や驚きポイントも普通に受け流してしまう。
視聴者が実況動画なのかプレイ動画なのか困惑してしまう為、そういったゲームでのピン実況は仙蔵に禁止されている。

コンビ実況の際は、主に見守るポジション。
プレイも喋りも相方に任せ傍観しているが、行き詰った際や謎解きの際にはぼそりと一言、核心をつく言葉を溢し先へと誘導する。
あまりにも謎解きの感が良く、タイミングも良いので「初見詐欺」とのコメントをよく付けられるが、視聴者と同じ視点で(ある意味他人事のように)ゲームを見ている為冷静なだけ。

上記から分かるように、頼りがいはあるが無口すぎる為、暫くはキャラも浸透せず個人の人気もあまり伸びなかったが、ある時転機が訪れる。

長次始めてのピン実況。
プレイしたのはサウンドノベル系フリーゲーム。
今までの無口さが嘘のように、落ち着きのある低めの声で、淡々としながらも情感たっぷりに物語を読み上げるプレイスタイルにコメント数・再生数が一気に跳ね上がる。

基本寄り道無しで、クリア目指して一番無難と思われる選択肢を選び読み上げていくのみの相変わらずに淡々としたプレイだが、時たま(一動画に一、二回)ぽつりと一言感想を述べることがあるが、そこで毎回コメント数が跳ね上がる。
その一言の深さ、解釈を巡ってコメント内で討論が起きることもある。

プレイスタイル的にホラー系のサウンドノベルゲームと特に相性が良くリクエストも殺到するが、次にプレイするゲームはランダムで選ぶので、ジャンルは雑多。
切ない系やギャグ系も普通にいつもの調子で読み上げる。
その際には、甘い台詞やとっぴな台詞を長次に言わせようと、選択肢を選ぶ場面ではそういった展開に誘導しようとするコメントが乱舞する。
(十回に一回位、その願いが届くことがある)

実は、隠れ二○動画中毒者。
全員参加の動画収録では基本無口で、プレイしているキャラの動きでしか存在が確認出来ないことがしばしばだが、偶にぽつりとニ○動画内でのネタを口にするので、視聴者の間でも「実はそうじゃないか?」と噂が立ち始めている。
(本人は特に隠しているつもりはない)



◎ 小平太(アカウント名:暴君)

グループの賑やか担当。
ニックネームはコヘイタ。

頭を使うゲームは出来ない、やらない。
感覚が操作に直結するようなゲームを好む。

謎解き系のゲームなどによくある『ゲーム的な不自由さ』『制限』(段差を昇れない、特定のアイテム、ポイントでなければ敵を撃退できない、等)を受け入れられず、すぐに積む。
延々と同じ失敗を繰り返し続けたりして荒れる原因になってしまうので、そういったゲームでは傍観ポジションに回る。
基本自分がプレイしていないとすぐに飽きてしまうタイプだが、『ゼルダ』シリーズ(風のタクト系)などの、コミカルで表情豊かなキャラが出てくるゲームは好きで、自分ではプレイできないが先の展開は気になるので、相方のプレイを必死に隣で応援する。
応援が激しすぎてプレイに支障が出たり、ゲーム音声が掻き消えたりする。

リズム系のゲームは大得意で、音感というよりは野生の勘と持ち前の動体視力で、物凄いスコアを出したりする。

近頃で一番嵌ったのはデッドライジングシリーズ。
「何これ何でも出来るー!!」
と大はしゃぎで、ありとあらゆる物を凶器に変えて、時にその鋼の身一つでゾンビの群れに突入し蹴散らしていく。
夢中になりすぎて、生存者救出や、メインストーリのことなど忘れる。
kill数は毎回桁がおかしい。
三日間でどれだけゾンビを殺せるか競うゲーム、と趣旨自体を勘違いしている。

がっちりストーリーと流れを固められたゲームよりは、デッドラシリーズのように放任主義的なゲームの方が個性を出せ、名言、名場面を生みやすい。
牧場物語みたいな、自由だけど刺激が無さ過ぎてほんわかとしているものは飽きてしまう。

何だかんだ言って、一番好きなのは六人全員で集まってわいわい騒ぎながらやるゲーム実況。
小平太にはあまり実況を取っているという自覚がなく、一番素で遊んでいる感覚に近い。なので、失言やそれに近い発言も多く、初期は仙蔵ガードが最高レベルで発動しっぱなしだった。
そのフリーダムさが視聴者には人気だったりする。



◎ 伊作(アカウント名:いさっくん)

グループの弄られ&不運担当。
ニックネームはイサ。

丁寧な口調や物腰柔らかな声色などで、グループとして有名になる前からそれなりに固定ファン、人気があった。

けれど、不運。ゲームの世界でまで不運。

全員参加での実況では、何故か伊作のマイクだけスイッチが切れていたとか、伊作のターンになるとゲームがフリーズする等はざらにある。
ホラーゲーム実況では謎のノイズや画像の乱れを呼び、ゲーム本編以外の部分で視聴者の恐怖を煽ってしまう。(なので、ホラー実況にはあまり選抜されない)

プレイスタイルは堅実、慎重派。
それなのに、確立の絡むものでは例外なく最悪の事態へとばかり転がっていき、別に縛りプレイをしている訳でもないのに、全てのゲームでの難易度が跳ね上がる。

例えば
・残り一撃で敵撃破というシーンで状態異常(確立1割以下)→立て直せずゲームオーバー。
・複数のイベントの中からランダムで一つ選ばれる系→狙ったイベントだけ何故か何度やっても出現しない。
・詰み(ゲームオーバー)確定の一歩手前で偶々セーブ→はじめからやり直し
等。セーブデータ破損、ゲーム紛失、動画データ消失などのゲーム外での不運も普通に起こり、伊作が関わる実況シリーズは長期停滞か、更新停止となる率が高い。
それでもへこたれず、限界を迎えるまで何度でも初めからやり直し挑戦し続ける姿勢から、『真症のドMである』との定評がある。

機械に強く、編集技術も高い。
その為、本気を出した時にはかなり手の込んだシリーズのOPなどを上げていたが、凝りに凝りまくったOPのデータがアップロード寸前に謎のウィルスに感染し消失した際には、流石に凹んだ。
そのことを視聴者に報告し、動画upが遅れることを報告した際には
「伊作(不運)だからしょうがない」という慰めのコメントと、(真症ドMとの定評のある)伊作をそこまで凹ませたその謎のウィルスとはなんというドSなのか、ということでそのウィルスには仙蔵の名が付けられた。

伊作が関わる実況シリーズの中で人気No.1とNo.2に上げられるのは
食満とのコンビ実況「F○9」シリーズと、ピン実況『サイレントヒル』シリーズ。

複数回の更新停止と詰み状態を乗り越えて、支え合い励まし合いで漸く最終回を迎えた前者のシリーズは、素直に感動した、二人のやり取りに和んだ、とのコメント多数。

後者のシリーズは、ゲームオーバーに一度なったら動画終了という単発の企画的なものだったが、いつも通りの柔らかな物腰のまま、何の躊躇も無くグロテスクな敵を鉄パイプで殴り殺していき、要所要所の血肉、臓物に関する伊作のコメントがやけに具体的かつ医学的で、そしてよく耳を澄ますとほんの僅かに聞こえる、敵を倒す瞬間の(恐らく伊作の)笑い声が一番怖い、ということで、伊作の隠れた一面を覗けたシリーズとして人気がある。



◎ 食満(アカウント名:風のトメ三郎)

グループの弄られ&不運担当その2
兼隠れ萌えキャラその2(その1は仙蔵)
ニックネームはトメ。

初期の実況動画では、動画収録と言うことを意識し過ぎて口調が堅く、少々つっけんどん。おまけに第一弾目の動画内で文次郎といがみ合い喧嘩に近い険悪な会話をしてしまったので、視聴者からの印象も悪く、「俺様キャラ?」「こいついらない」的な、批判コメントが多かった。

しかし、それを気にかけた伊作に誘われ始めた最初のコンビ実況「FF」シリーズの中で
初期は初投稿動画と同じ、緊張と不慣れからのぶっきらぼうな口調で批判が多かったが、シリーズが進むにつれ実況にも慣れていき、普段に近い伊作との何処か気の抜けたやり取りや、伊作のミスと不運に呆れつつも付き合いやり直してやる面倒見の良さ、そして可愛らしいキャラクターや世界観、ストーリーへの純粋で好意的な反応の仕方などで、徐々に評価とキャラが見直されていく。

長期に渡った伊作とのシリーズ更新中にも他のメンバーといくつかコンビ実況を投稿していくが、コンビを組む相手によって、つっこみ(対仙蔵)、ダブルボケ(対小平太)、天然(対伊作)と立ち位置が変わるのが特徴。

↓食満の固有スキル一覧。
・『一級フラグ建築士』
ホラーに限らず大多数のゲームで乱舞させる死亡フラグの立ち方、回収率には定評がある。
格好つけようとして発言した言葉は悉くフラグとなり、その直後に大抵情けない状況に追いやられるので、その発言をコメントとして流される時には、その語尾に(笑)が付くことが多い。

・『厨二』
RPGでは見た目の派手さや名前から「なんとなく強そう」という理由で武器や魔法の選択をすることが多く、キャラクターのネーミングセンスなどからもそれらしき臭いが漂う。
あと、デフォルトで格好つけ。

・『兄貴』
基本に思考は男前。
極自然に弱い者を庇う行動を取ったり、なるべく登場人物全員が報われるエンディングを目指そうとする。
それをコメントなどで指摘された際に、「普通だろ?」と素で返したことから一部ファンに兄貴認定され、猛烈に慕われるようになった。

・『ツンデレ』
食満の標準装備。特に文次郎には全開。後述で詳しく説明。

・『プチ不運』
伊作との長期コンビ実況の間に移ったのか、以降も伊作や周囲の不運やミスを転化、何故か一心に請け負うことなどが多くなってしまった。
伊作がピン実況の際に危機やトラブルに巻き込まれた際には「トメは何処だ!?」「トメを呼べ!!」的なコメントが流れる。




◎ 文次郎(アカウント名:鍛錬野郎)

グループのツッコミ&不憫担当。
ニックネームはモンジ。

仙蔵からほぼ強制的に初実況の収録へ参加させられるまで、ゲーム経験はほぼ無し。
その為、『ゲーム的なお約束・定番』が文次郎には一切通用しない。
このパターンはこういう流れに繋がる、という予測やフラグにも気付かない(知らない)ので、ゲームに対する素のリアクションはある意味一番素直。

文次郎にピン実況はなく、全て複数実況。そして、ほぼ毎回プレイヤーをやらされる。
ゲーム、操作慣れしていない文次郎の悪戦苦闘ぶりと成長過程を、視聴者とメンバーが一緒になって笑い、見守っていく流れがお約束。

メンバー全員参加でのある実況シリーズでのこと。
初体験のアクション(格闘)ゲームで、開始2秒でまさかの場外負け(自分から飛び出していった)を体験し、メンバーと視聴者の絶賛&爆笑を掻っ攫い、その後もトーナメント式の対戦で全員から圧倒的大差で敗北し、以後トラウマになる。
その後も度々メンバーからネタにされ、本人も二度とプレイしないと断言していたが、負けず嫌いの為影でこっそりと練習を積む。
二度目の企画の際には目を見張るような成長を見せ、視聴者と(食満を除く)メンバーから、わが子の成長を喜ぶ母のように暖かなコメントをもらった。

(・各メンバーのアクションゲームの上手さ
小平太>長次>>仙蔵≧文次郎(特訓後)=食満>>伊作)

グループメンバー内では揺るぎないツッコミ役。
(周りが天然×2と暴君と妖精と独裁者な為必然的にそうなった)
全員参加実況では、周りに振り回され、全力でツッコミ続け、一人消耗度が半端じゃなくなる。仕舞いにはメンバー全員結託&視聴者まで参加しての文次郎弄りと愛ある罵倒コメントの嵐になったりする。
だが、文次郎不在時(若しくはツッコミ不可能な精神状態)の時は一気に場がカオスになるので、根を上げた視聴者達が文次郎を励まし、呼び戻すコメントが徐々に増えてくる。

得意ジャンルはパズル系ゲーム。
頭の中で先を見越して手順を組み立て考えられるので、あっという間にステージクリアを重ねていく。
他ジャンルのゲームでも、ちょっとした謎解きなどの際にさらりと理論的な思考を垣間見せ、口調や会話の内容から体育会系を想像していた視聴者の中には、そのギャップにやられて文次郎を見直し、ファンになる人も多い。(「文次郎のくせに」的なコメントも多い)

苦手なのは恋愛シュミレーション系ゲーム。
あらゆる選択肢で好感度を下げまくり、振られまくる。
文次郎自身の女性の好みも無駄に細かく煩いので、攻略キャラに対してもけちをつけまくる。(ヒートアップした「文次郎のくせに」的なコメントが一番多い)

苦手ではないけれど、「文次郎にこのジャンルはやらせないで」と視聴者から苦情に近い懇願が多数届くのは、育成系ゲーム。
ポケ○ンなどの育成ゲームを過去に実況した際、そのあまりにスパルタな育成方針を見て「やめたげてよぉ!!」という視聴者コメントが殺到した。
(矯正ギプス標準装備、回復補助アイテムは極限まで使わない、相性ガン無視、攻撃こそ最大の防御、等々)
倒れた仲間に対して「気合で踏ん張らんか!」と叫んで「そういうゲームじゃねぇから!」とその場にいたメンバー&視聴者に突っ込まれたこともある。
(ポケモン系可愛いキャラ好きの食満にはマジ切れされた)








● 文次郎+食満コンビ、実況界内での浸透の流れ

初投稿動画内で
文次郎のちょっとした発言に食満が食い付き、文次郎がキレ気味に食い付き返し、そのまま場が剣呑な空気に。
一見して食満の方が一方的に態度が悪いように視聴者には見え、食満の初期不人気と初投稿動画が伸び悩んだ原因になる。



仙蔵のキャラ立て計画の中で。
食満は文次郎以外のメンバーとコンビ実況を積み、収録に対して慣れる事、視聴者の誤解改善とキャラの浸透を図る。

二度目の全員参加実況。
皆がある程度収録&実況になれ、以前よりもまとまった動画に。
けれど、前ほどでは無いにしろまだ刺々しい二人のやり取りに、文次郎ファン、食満ファンの間で論争(又はアンチによる煽り)が度々起き、各コンビ、他コンビの動画が少し荒れる。
(「文次郎が悪い」「食満の方が酷い」「仲悪いの?」「一緒に撮るのやめれば?」的な)

定期的に行われている仙蔵の生放送などにも、そんな現状を指摘、心配する視聴者のコメントが寄せられる。
その都度、仙蔵自身が「不仲説」や「どちらかをメンバーから外す」提案を跳ね除けるが、中々沈静化しない。



仕方がないので、食満に現状の動画の荒れ具合、コメント傾向を知らせる。
(それまでは食満には各動画についたコメントは極力見せないようにしていた:伊作提案)
食満、文次郎に対する自分の態度を動画を見ることで客観的に見直し、少し反省。
仙蔵から罰と銘打って、文次郎とのコンビ実況を提案される。



初の、文+食のコンビ実況。
ゲームは『零』(初代)。

食満の謝罪から動画開始。
プレイヤーは食満。文次郎は見学。

開始早々、雰囲気たっぷりの日本家屋にびびりまくる食満。
謝罪直後と言うことと文次郎の前ということで冷静さを保とうとするがそんな余裕は一切無く、コメントも出来ずに息を飲み、悲鳴を噛み殺す音だけが続く。

あまりの食満の怯えっぷりに傍観するつもりだった文次郎も小まめに声を掛けるが、文次郎に対してだけは頑なに意地を張り続け、怯えていることを認めない。
余裕をなくし口調も乱暴になっていくが、ビビッて威勢をはっているだけなのが視聴者にもバレバレ。
食満の様子を伺う文次郎と、突っぱねながらも頻繁に文次郎へと助けを求める食満の様子に、次第に視聴者達も
「あれ?この二人ホントは仲良くない?」「普通に心配してあげてない?」
と言った感じで気付き始める。

最終的には、突然のドッキリポイントに食満が奇声を上げ、つられて文次郎も悲鳴を上げた瞬間に総崩れ。緊張が解け、枷がはずれ、普段の素の二人のやりとりに戻る。
コントローラーを押し付け合い、ギャンギャンと怒鳴り合い、遠慮の無い物言いで文句を付け合う。でも、要所要所で協力プレイ、反応もタイミングもぴったり。

そうしてシリーズも半ばでは
『相手限定での極度のツンデレと、ぶっきらぼうな堅物の実は仲良し犬猿コンビ』
という視聴者イメージが固まる。



シリーズ終了後。
文+食での新たなコンビ実況へのリクエスト殺到。

…みたいな。
(妄想爆発し過ぎてすいませーん)







● 小ネタ(思いつくままに)

・文+食コンビでやってもらいたい実況ラインナップ

『零』(全シリーズ)
いつまで経ってもホラーになれない食満先輩と、それにつられてびびる文次郎さん。
最終的には二人ともツンギレ。
零はホラーだけじゃなくストーリーも良いので、食満先輩にはどっぷり感情移入してもらいたい。(こいつ取り憑かれてるんじゃないか、と文次郎さんが心配になる位エンディングでは泣いて欲しい)

『Newスーパーマ○オブラザーズ』
『ドンキー○ングリターン』
素敵な「殺し愛」が見られそう。
相手を蹴落とした時の、爽快なまでの笑い声。そしてすぐさまやり返される。
湯水の勢いで残機が減っていって、視聴者や仙蔵に怒られて、二人揃って粛々として仕切り直す。
でも、結局また潰し合いが再開する。(短気や名人な視聴者には向かない二人のシリーズ)
でも不意に見せるプレイが息ぴったりだったり、ふとした瞬間に「助け愛」があったりする。

『脳トレ』
二人なら、脳内年齢でもきっと全力で競い合える。


・仙蔵の生放送には偶に文次郎さんも登場する。
麻雀とか、チェスとか、知的なゲームを二人で黙々と対戦する。
あまりにこなれた差し手に、「お前ら何歳だ?」とかツッコミコメントが流れる。


・長次は時々、相方としてゆっくりに喋らせる。
台本を考え喋らせているのは長次だけど、長次だとは思えない程にハイテンションで2ch用語全開の陽気なゆっくりになる。











妄想ネタは尽きません。
ネーミングセンスには突っ込まないでいただけると嬉しいです。
随時追加更新有りです。


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