自重は休暇中です

『六年生×やってみた』



(今回、アニメでの各キャラの声質などはあまり考慮していません。個人的な好みと妄想で爆走しております。ご了承下さい)


◎長次、歌ってみた編

きっかけは長次の個人実況動画へのコメントから。

サウンドノベルの朗読というプレイスタイルで人気を集めていた長次。
その淡々としながらも情感に溢れる朗読の上手さや、耳心地の良い低音ボイスから
「ゲームの朗読だけでは勿体無い」
→「ゲーム実況以外でも声を聞きたい」
→「この声でラブソングとか歌われたら耳が孕む」
→「『歌ってみた』に動画をアップして欲しい」
という流れで、要望コメントが多数寄せられるようになる。



そのコメントを目にした仙蔵が、個人の生放送内で
「長次に歌ってみたをアップさせる」ことを宣言。

コミュニティでの連絡欄でそれを知った長次ファン達は喚起。
告知されたアップ日まで全裸待機宣言があちこちで上げられる。



動画投稿日
アップされたのは『バラライカ(替え歌ver)』

まさかの選曲に、ファン愕然。
ネタかおふさけかと思いながらも再生してみれば、マジ100%。
某兄貴の歌い方完コピで、一部長次なりのアレンジを加えて、照れも恥じもなく歌いきっている。

期待と違う選曲に怒った一部のファンの批判コメントが動画開始後暫くは画面を占めていたが、堂々と真剣に歌う長次の歌声と歌唱力の高さに、動画終盤では8888888コメントが乱舞した。
結局、多数の女性視聴者達が耳を孕み、一部の男性視聴者達がアーーーッとなった。



けれど、数日後に長次の歌ってみた初投稿動画は削除され、後日謝罪と共に改めてちゃんとした選曲での歌ってみた動画がアップし直される。
(あまりにも某兄貴を意識した動画にし過ぎた為少しずつ動画が荒れ始め、騒ぎが大きくなるのを防ごうとして)




....というのが、初めまりのきっかけ。

この一件で、長次の人気はまた上がる。
「また歌って欲しい」というコメントが今まで以上に増え、長次自身もまんざらではなかったので
要望コメントが盛り上がり、動画が荒れ出す前に、定期的にネタ曲、マジ曲含めて歌ってみた動画をアップするようになる。
(真剣に歌う際は視聴者リクエストから、ネタとして歌う際は仙蔵が選曲する)



この流れで
「他メンバーにも歌って欲しい」
という新たな要望が少しずつ増えていく。




・仙&伊、歌ってみた編

長次の歌ってみた動画の反響を受けて、他メンバーの歌ってみた動画アップを望む声が高まる。

そのコメントを目にした仙蔵が、再び個人の生放送内で
「自分と伊作のデュエットで歌ってみたをアップする」
と宣言。
生放送を視聴したファン、コミュニティで知ったファン達の間で速報が流れる。

まさかの告知にファン達は喜ぶが、前回の例がある故
ネタに走るのか真剣に歌うのか、そもそも予想外の組み合わせな上に歌唱力も未知数な二人組みであるということで
どんな曲でどんな方向性で来るのか、投稿日までの間、ファン内で予想が飛び交う。



動画投稿日
アップされたのは『マグネット』
しかも、二人共まさかの女声。

伊作は、多少声に裏返る部分や音域でのキツイ部分はありつつも、見事な『あざと可愛さ』を演じ切っており
伊作パートになると「きもいwww」「あざといwww」という、愛ある罵声のコメントが画面を横切る。

しかし、それを掻き消す勢いで仙蔵へのコメントが終始画面を埋める。

男性が声を裏返し女声を出している、と分かる範囲である伊作に対して
仙蔵の声は、本物の女性と区別が付かない程、完璧な女声。

普段のグループ内でのドS&絶対君主ぶりからは信じられない程の艶と色気を含んだ情感に震える歌唱に、衝撃を受けた視聴者達は驚き戸惑い、そして動画最後にはひれ伏し、全力の拍手コメントを送った。

この動画で仙蔵は『両声類』認定され
決して悪くはなかったのに、仙蔵の衝撃が余りに凄すぎた為印象の薄まってしまった伊作は、『やっぱり不運』と再認識された。









+++++

ここで一旦終了。


妄想爆発爆走、申し訳ありません。

前回までは辛うじて付いてきて下さっていた方々も、今回は振り落とし振り切って突っ走ってしまっているかもしれません。

が、まだ続きます。


次回は
こういった流れで、長次、伊作、仙蔵とグループ内での歌ってみたデビューが続き
必然的に、残るメンバーへの期待、要望が高まっていく。
→次は誰?
 →文次郎、食満に仙蔵より勅命
  →二人共拒否
   →じゃあ、ゲーム実況で対決して負けた方が歌え
    →勝負だ!

という感じです。








2012/09/21 22:01



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