2018/01/28
「あ。」
「どうした?」
「いや休憩がてらさにちゃん見てて思ったんですけど、長曽祢さんって難民多いんやなぁって。」
「難民?」
「長曽祢さんが本丸に来ない人らの事です。いやぁそねさんが来てくれてわたし嬉しいんですよ。めっちゃ好きなんで。」
「……」
「のわー!?ちょ、髪ボサボサなるんでヤメテー!?長曽祢さーん!?そねさーん!?ねぇ!?」


──────


「んー髪染めようかなぁ」
「染めるのか?」
「悩んでるー。茶髪似合わなかったら嫌だからって惰性で黒髪のままなんだけど、チャレンジしてみるの悪ないなーって思ってさ」
「おれとしては黒髪が眞弥らしくて良いと思うがなぁ。茶髪も有りではあるが」
「んー…なら黒のままでいいかな…あ、でもインナーカラーで金もええな…」
「インナーカラーとは何だ?」
「内側の髪だけ染めるのインナーカラーって言うんですよー。これで黒と金にしたらそねさんとお揃いなるんだ」
「…それはそれは。一度は見てみたいものだな。きっと似合うだろうよ」
「似合うかな……?まぁ、取り敢えず今度現世行く用事あるしその時にでも染めますかね。そねさん着いてくる?」
「お供しよう。主の傍で護るのが近侍、いや刀としての仕事だ」


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