MEMO

2023/08/06 07:42

しょうもなさすぎて文章にならない小ネタ。

「甚爾さん……胸が痛いです……左胸です」
「気になんなら病院行けよ」
「いやです……。どうすると痛くなるのか聞いて下さい」
甚爾、圧倒的無視。
「ああー! 甚爾さんが聞いてくれないからどんどん苦しくなってきました! 痛い! メソメソ! あなや!」
「うるせぇな……。原因は?」
「甚爾さんです……。甚爾さんのことを考えると、きゅって痛くなるんです」
甚爾の胸元をつんつんする夢主。
「なるほど。……そういうことなら安心しろ」
唐突に抱えられて、彼の膝の上に乗せられる。
「ん?」
「揉めば治る」
耳元で囁かれた途端、腰に腕をがっちりと回され、胸に大きな掌がうんぬんかんぬん。
「ち、違っ……! な、治らないっ! 治らないです!!」
「痛いんだろ。無理すんな」
「ご心配おかけしました! たった今完治しました!……あっ、まって……っ」
それから甚爾の気が済むまで、執拗に左胸を揉みしだかれたのであった。



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