MEMO


▼ 2022.07.14


往々にして短編を書こうと思い立つと、それに没頭して勢いのまま完成させてセイ!提出そして公開!!ってしちゃうんですけど、いざ読み返すと勢い強すぎて顔を覆ってしまうことがしばしばあります。
今回の短編も同様で、若かりしパッパに言わせた「金魚が欲しいか」という台詞も、そりゃ誰でも「?????」ってなるよな……と、書き上げて冷静になった途端、修正しようかちょっと悩みました。

でも後々出てくる一文にどうしてもこの台詞を絡めたかったので、何とか自分だけでも納得させねばと改めてパッパの考察を進めてみたところ……、

そういえば、ビジネスパートナーの時雨に自分の計画を明確に伝達しないし(その癖こき使っておきながら「俺言ったよな」って指示とは違う行動した時雨に睨みきかせるの本当に我儘で可愛すぎる)
高専五条は「うん。なんか子供を託されたけどそもそもお前誰なんだよ。子供はどこにいんだよ」状態からのパッパの身元調査からの恵捜索だっただろうし
恵は「知らない男に殺されかけた挙句、そいつが急に名前聞いて来たと思ったら満足そうな顔して自害した……マジで何なんだよ……」ってなってたし

各所において、頭の中で完結させた事を全然相手に説明しないタイプだよなあって新たな発見をいたしました。いやもうそんな所も含めてパッパ好き……って思ったし、割と喋るくせに変なとこ口下手なのとにかく可愛い過ぎると再認識しました。可愛いですよね??
そんなこんなでセリフ変更なしで押し通しましたね……。

かくいう訳で、今回もとても楽しい執筆でした。
実は短編を書くのは少し苦手で、何か起爆剤みたいなものがあって、いっきにネタが思い浮かばないと全く書けない人間なのですが、また機会があれば企画の仲間に入れてもらったりしながら書きたいです。