眉薬 他

LoveSick


「結局なんだったんだい?」

嵐が去った後の、浴室で寿也が呟いた。

吾郎がこっそり耳打ちすると、驚いた顔をする。

「あの二人って、そうなんだ」

「な、ビックリだろ?」

「それは、確かにビックリだね」

先ほどの、薬師寺の慌てようを思いだし、ププっと笑いあう。

「僕たちもそろそろあがろっか」

「……だな」

そう言って、風呂からあがる。



一方、薬師寺の強烈な腹蹴りを食らった阿久津は、入浴後に眉村と遭遇し、再びノックアウトされたのは言うまでも無いだろう。




/ススム




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