鬼畜眼鏡

LoveSick


「どうしたんですか? そんな声をあげて。まさかたったこれだけで感じたとか?」

「……っ、ちがッそうじゃ……っぁあっ」

フルフルと首を振りながらあられもない声を上げる。

「違う? じゃぁなんでそんな声が出るんですか」

「それは……っ」

クッと息を詰めたのは俺がズボンのベルトを緩め下着の中に手を入れたから。

既に勃ち上がり始めたソコに指を這わせ緩々と扱いてやるとソレにあわせてモジモジと腰が揺れる。

「いやらしいなぁそんなに腰を揺らして。ほら、仕事前なのにこんなに下着にも染みが出来てますよ」

そう言うと、泣きそうな顔をする。

まるで言わないでくれ、と言っているようなその顔。

最高にそそられる。

軽く扱いてやるだけでシンクに掴まり甘い吐息を洩らす。

もう少し苛めてやりたい気分だったが、朝はそうもゆっくりしていられない。

双丘に手をあて指を滑らせると片桐さんの背中が大きく波打った。

「時間がないんで、このままいきますよ」

「そんなっ、ぁあっ」

一気に下着とズボンを引きおろし熱く猛った自身を押し当てた。

腰を掴んで抉るように突き上げるとひっきりなしに小さな嬌声が洩れる。

「いい声ですね、ゾクゾクしますよ」

「あっ、ああっ! 佐伯くんっぁあっ」

直ぐ脇の炊飯ジャーからはシュシューと蒸気が上がり炊き立ての仄かな香りがあたりに漂う。

こんな日常的な光景の横で淫らな行いに耽っている。

キッチンは片桐さんの聖域みたいなものだ。

そんな場所で彼を犯していると思うと強烈な快感を覚える。

「あ……っ、佐伯くんっ! もう、駄目ですっ」

「もう、イキそうなんですか? もっと俺を楽しませてくださいよ」

「そんな……っ」

溢れ出した先走りがエプロンに絡みつき染みがだんだんと大きくなってゆく。

構わず内部を探るように打ちつけ、ある一点を重点的に攻め立てると片桐さんの身体は大きくしなりあっという間に性を放出してしまった。

/ススム



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