「……んっ……はぁ」
ジャージの裾から手を入れられ、敏感になっているものを弄られて堪らず身をよじる。
思わず声が漏れて、慌てて手で口を塞ぐ。
その手を振り払うかのように甘いキスをする。
「もっと、聞きたい。隠さないで」
「やッ、恥ずかしいから……聞くな……んんッ」
耳を甘噛みされ、ゾクゾクっと電気が走る。
まるで、寿也が触れたところは全てが性感帯になってしまったかのように、ゾクゾクと
感じてしまう。
「あッ、ダメだ! ソコは……!」
ズボンを剥ぎ取り、硬く反り勃ったモノに触れられ堪らず身体を仰け反らせる。
その反応を楽しむかのように、寿也の手が妖しく蠢く。
「待ってもう……もたな……ぃ」
切なそうな表情の彼が妖艶に見える。
「ガマンしなくてもいいんだよ?」
「俺だけ、快いのはイヤなんだ。ちゃんと、寿も一緒に……」
頬を上気させ、潤んだ瞳で見つめられ、理性の緒がプッツリと切れた。
「あとで、後悔しても知らないからね」
そういうと、彼の秘部に手を伸ばす。
「!!」
顔を埋めピチャピチャと音を立てながら、ゆっくりとほぐしてゆく。
吾郎は、声にならない声を上げ、シーツをぎゅっと握り締める。
呼吸は乱れ、胸を大きく上下させて、与えられる快感を必死に堪えた。
卑猥な音が室内に響き渡り二人を更なる興奮状態へ導いてゆく。
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