吾郎受け R18

LoveSick


「……っ……は……」

割り当てられたホテルの一室。

ベッドの枕木にもたれ、俺は一人自慰に耽っていた。

先走りでしとどに濡れた指先は卑猥な音をたてながらクチュクチュと秘部を刺激して指二本が簡単に入ってしまう。

空いてる手で胸をまさぐりぷっくりと勃ちあがった突起を摘むと無意識のうちに身体が跳ねた。

「あ……っ……んんっ」

自然と洩れた嬌声が部屋に響き、込み上げてくる羞恥心が余計に感じやすくさせる。

「寿……ふ……」

寿也の事を思い出し、更に身体が熱くなった。

アイツが悪いんだ。

WBCが終るまでの間、キスまではOKでそれ以上はダメだとかって言うから。

いくらマジな戦いだって言っても、オフの時くらいいいじゃねぇか。

明日はまた試合だし……。

こんな事してるって知ったら、アイツ呆れちまうだろうな。

冷ややかに見つめる視線を想像すると、余計にゾクゾクする。

バレたらマズイ。 だけど止められない。

「は……ぁっ、寿っ!」

扱くスピードを速め自らを高みに追い詰めてゆく。

あと少しでイケそう……っ。

頭の中がボーッとしてくる。

もう少し。 そう思った矢先――。

モドル/ススム



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