吾郎受け R18

LoveSick


食堂には、共同の冷蔵庫が一つ置いてある。

たいていみんな自分の物には名前を書いておいておくのだが、

時々、食堂のおばちゃんたちが生徒のために買い置きしていることも多い。

吾郎は小腹が空いたので、早速中を物色中。

「おっ、あったあった」

その手にはソーセージが2本握り締められていた。

(寿、食べるかなぁ? ま、いらないっていったら俺が食えばいいんだし)

とたとたと歩いて考えながら、部屋へ戻る。

寿也はまだ、練習から戻っておらず吾郎はソファに座りテレビを見ながらソーセージをぱくついていた。

一本目を食べ終わり、まだ食べたりない気がして、散々悩んだ挙句、寿也へと取っておいたつもりのソーセージを剥いてパクつく。

ちょうど、その時寿也が戻ってきた。

モドル/ススム



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